音について⑥ | マイホーム建てたぞ!悲しき(泣)大【こうかい】日記!!

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家を建てる前まではとっても幸せな毎日でした。
家を建てて、もっと幸せになるはずでした。
でも家作りに失敗してしまいました。
毎日、家庭はつらいです・・・
こうなったいきさつなど、自分の経験を綴っていきたいと思います。
それと日常の事も。






二重窓とペアガラス(複層ガラス)の違い。

ガラス二枚というのは同じなのに、共鳴透過現象が

なぜ起きるのと起きにくいのかとの違いについて。


ペアガラスは一つのサッシに二枚のガラスがはめ込まれていて、

空気層が12mmくらいが一般的だ。

一つのサッシに固定されて二枚のガラスがあるのと、

空気層の関係で、共鳴透過現象が起きる。

どの周波数で起きているかは分からない。

高音域、中音域、低音域のどこで起きているかは分からないし、

可聴域かどうかも分からない、条件次第なのだ。

当然、ガラスが2枚あるので単板よりは共鳴透過現象が

発生してしまった周波数以外の周波数に対しては

防音、遮音に対しては優れている。


二重窓は、サッシが二つという事と、空気層が厚くなるので、

音の透過も軽減されやすく、条件が変わる為、

共鳴透過現象が起きにくい。

窓は、壁よりも薄いので音の透過も大きい。

外からの音で一番手をつけるのは、やはり窓という事になる。


それと音の先生が玄関の位置をしきりに気にしていたのは

理由があった。

音について④ でも少し触れているが、ドアの開け閉めがあるのと、

壁に比べて、ドアはやはり薄い。

当然、音が透過してくるのは壁よりも大きい為、

玄関の位置を気にしていたのだ。


ある家に測定に行った時に、リビングがうるさいので

リビングの窓からの音を家主も先生も疑っていたが、

専門の機械で細かく測定していくと意外な方向からの結果が出た。

それが玄関からだったということがあったらしい。


うちの内窓設置については、先生がうちに来て測定をすると

内窓をつけるくらいの値段になってしまうので、

とりあえずよく使う部屋を、やってみたらどうかと言われた。

当然、壁や下からの音の透過はあるが、

間取りでは箱になっているので、窓からの音に対しては、

軽減できるのではないかという判断だった。

その際に言われたのは、値段は高いが予算が取れるのであれば、

防音ガラスを勧められた。

やはり音に対しての製品なので、

普通のガラスに比べて効果は高い。

内窓をつける際、現在つけているサッシとガラスメーカーとは違う

メーカーのものをつけてみたほうが、

現在つけているメーカーとはガラスなどの特性が違い、

透過の周波数が変わる為、

それも効果があるのではないかということだった。

その先生の話だと、内窓にペアガラスをつけると、もしかしたら、

共鳴に共鳴が重なり、別の音が入ってきてしまう可能性も

あるし、場合によっては気になっている音は入ってくるが、

他の音がますます削られる状態になる為、うちの場合、

今気になっているダンプの音なども

より一層体感的には大きく聞こえるように

なるかもしれないと教えてもらった。


音の先生は、通常5~10分程度の相談しかしてくれないらしいが、

うちは出来る範囲でいろいろ調べていたため、興味を持った先生は

30分以上も詳しい話を聞かせてくれた。

内窓をつけても、どうしても生活が困難な場合は、

また相談してくれば、正確な測定をして、

適切な対処法を教えてくれると言ってくれた。

「但し、それなりの費用が掛かってしまうのだが・・・」と笑いながら

言っていた。



それでわたしは内窓をつける決心が、はっきりと固まった。




※この話はあくまで、私が聞いた話なので専門家の方によっては

 見解が違う場合もあるかもしれません。















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