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2011年の5月のはなしです。
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我が家を建てたハウスメーカーに対して
質問をしているが、わたしだって
むやみやたらと問うているわけではない。
我が家を建てたハウスメーカーの担当営業が
あまりにも知識のなさを露呈したので
自分なりにガラスメーカーにも問い合わせを
している。
--- ここからがガラスメーカへの問い合わせ ---
度々恐れ入ります。
共鳴透過現象の事で問い合わせを
させて頂いているスパッツです。
共鳴透過現象で、低音が家(室内)に入ってくるときの
音に関して教えてください。
外側のガラスに音が当たり、
空気層で音が増幅され内側のガラスに振動が移り
音が入ってくるイメージです。
大型ダンプが通過してる時に、
ダンプから発生している「ゴー、ドー」という音が
そのまま入ってくると感じています。
高音域に該当する音でしょうか?
近くに消防署があり、救急車が出動します。
救急車の「ピーポー」音が
家の中で回っているように感じます。
救急車のこの音も
共鳴透過現象に該当する周波数ですか?
高音域でも共鳴透過現象が発生すると、
以前、聞きました。
共鳴透過現象の認知度について教えてください。
県内を網羅し、TVCMを打っている
ハウスメーカーで家を建てました。
ハウスメーカーの方(建築部:部長と営業:店長代理)は
「知らない。そんなに起きない現象(症状)だから」
との認識でした。
ペアガラス(の窓)にした時に
遮熱断熱性能に優れている事と同時に共鳴透過現象も、
条件がそろってしまうと起こる可能性が有る
という特性を持ち合わせているというふうに、
前回問い合わせをした時に私はそう解釈しました。
前回、電話でお問い合わせをさせて頂いた時には
ガラスメーカー、建具メーカーは
常識的に認識しているだろう。
大手のハウスメーカーの営業も
認知していると思う旨の内容を聞いています。
中規模程度のハウスメーカーの営業は?の問いには、
知っていてほしいレベルですね。
という回答をもらいました。
実際にこの業界では『共鳴透過現象』は
どのくらい認知度があるのですか?
--- ここまで ---
この問い合わせに対する
ガラスメーカーの回答が・・・
--- ここから ---
スパッツ 様
日本板硝子からのご案内です。
この度は弊社ホームページへ
お問合せいただき誠にありがとうございます。
複層ガラスの共鳴透過現象ですが、
この現象の主な発生領域は中低音領域となります。
ダンプカーが発する中低音がそれによって、
より透過してしまうことは考えられます。
救急車の「ピーポー」音についてですが、
その音の周波数がそれに該当するかどうか明確ではありませんが、
高音領域ではコインシデンス効果と呼ばれる共振による
遮音効果の落ち込み現象が発生ます。
ガラスの板厚によって共振の周波数が異なりますので
一概には言えませんが、そちらの影響もあるかもしれません。
複層ガラスの共鳴透過現象の認知度ですが、
私どものガラス業界では、弊社だけではなく
他社を含めた業界全体で、
カタログ、ホームページなどで周知活動をさせていただいています。
サッシを含めた「窓」「建具」の業界では
認知度は高いと思いますが、
住宅業界全体になりますと、はっきりとはわかりませんが、
以前にご案内申し上げた通り、
大手様を中心としてご認識いただいているレベルかと思います。
ガラス、窓としては
以前にご案内させていただきました、
「2重窓を設置し、その内窓のガラスに防音ガラスのご採用」が
最も効果的かと思いますが、
音は様々な経路を通って室内に入り込みますので、
特に大きな音を封じ込めるには、
総合的な手当てが必要になる場合もあると考えます。
お問合せありがとうございました。
--- ここまでがガラスメーカーの回答 ---
わたしの問い合わせに対しての回答と
ガラスメーカーとしての対応は、「こうなります。」みたいな話。
そして、私の不安にたいしての提案(代案)をしてくれている。
普通の企業ならこのような回答になると思うのだが
私が我家を建てるために選んだハウスメーカーは・・・
どうしても納得が出来ない。
むやみやたらと難癖付けているわけではない。
わたしも、関係するであろうメーカーに対して
質問して、納得できる回答をもらっているから
それにたいしての我家を建てたハウスメーカーに
見解をもらおうとすると、
ほとんど無視しやがる。
本社の部長様の声は聴きたくないのだが
一度、連絡を取る必要があるな。

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