再び確定申告会場に向かった。
法務局で土地の登記簿謄本を取り、
コンビニで、家屋の請負契約書と
土地の売買契約書のコピーも用意した。
税務署職員に言われた、
収入印紙の貼ってある場所(ページ)の
ところをちゃんとコピーした。
これで、必要書類は全てそろった。
確定申告会場に戻った私は、
法務局に行く前に税務署職員のお兄さんに
言われたことを思い出した。
(内容は【意外と・・・③】
で)
会場入り口で案内係の男の人に
お兄さんに言われていたカードを
見せた。
「はい、はい。書類揃ったんですね。
こちらへどうぞ。」
順番待ちをしていたお客さんをよそ目に
職員に通してくれた。
(たしかに、この順番待ちの列に
並んだら何時自分の番になるか
不安になるくらい並んでいた。)
先程の職員だった。
話しが早い。
「登記簿と契約書のコピーを
用意できました。」
「お疲れ様です。では、確認させてください。」
「はい、これです。」
(よかった。ホッとした)
「では、確定申告書の記入に取り掛かりましょう。」
わたしは、てっきり自分で記入するのだと
思っていた。
職員が、私の用意した書類を見ながら
「えっ~と、源泉徴収がこれだから・・・。
ここの金額はこれになって・・・。
差額は・・・。」
電卓をパチパチ。
わたしは・・・
見てただけ。
「はい、これで良いでしょう。」
「ありがとうございます。」
「ところで、パソコンの操作は出来ますか?」
「はぁ、それなりに。」
「じゃあ、こちらの方が空いているので
こちらでお願いします。操作が分からなければ
手を挙げてください。近くにいるスタッフが
サポートしますから。」
「わかりました。」
端末に自分の住所と氏名を登録して、
確定申告する内容を選択。
後は、先ほど職員が書いてくれた確定申告書の
記載内容(数字)を入力していった。
特別、難しくもなく5分程で操作が完了した。
最後に確認(ボタン)を押したら、
画面に、『カードを持ってプリンタまで』と
表示された。
プリンターコーナーに行くと
別の担当者が
「カードをお預かりします。」
渡したカードをなにやら読ませていた。
しばらくして、
「スパッツさん。お待たせしました。
こちらが、控えになりますので大切に
保管してください。」
「はい。で、次は??」
「いえ、終わりです。」
「書類は?」
「今、お渡ししましたが・・・。」
「えっ!?これだけ?」
「はい。これだけです。」
「はぁ~ そうなんですか?」
「オンラインでデータは送信されていますから。
後は、通知が来るのを待ってください。」
「そうなんですか」
「はい、そうなんです。」
もっと、めんどくさいと思っていた。
意外と簡単に出来た。
それとも、税務署職員が頑張って
わたしにやり易くしてくれたのだろう。
法務局では少し手間取ったが
なんだか、あっさりとした確定申告だった。
ホント、意外と簡単だった印象。

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