映画:追想の感想 | 口下手だけれどそれでも頑張る映画感想日記

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人に物を伝える能力が自分の好きな映画を通してどんどん付いていけばと考え、自己完結型の内気な性格ながらもブログ書こうと思い立ちました。



今日は映画、追想の感想をさらっと書こうと思います。


ざっくりしたあらすじはというと1944年フランス、医者として敵味方問わず治療する主人公には愛する妻と娘がいた。


しかしドイツに敵対するレジスタンスすら治療もするためドイツ軍から脅迫を受け、家族に危害がくわわぬように妻と娘だけでも疎開させる。しかし疎開先の地でドイツ軍による一般市民レジスタンス問わぬ虐殺にまきこめれ、妻と娘を失うことになる。


そこで主人公の医者は単身復讐を誓うという感じで物語は進みます。



虐殺をしたドイツ軍は妻との思い出の地の古城に駐留していて、古城はどうやら主人公の別荘のようで内部に詳しく、隠し部屋、地下道、裏道、地の利を活かしドイツ兵を一人一人殺していきます。



冒頭20分に戦争の影はありながら家族との温かい物語があった分、感情移入度はすでに高かったんですが、一人殺し、ふと回想また一人殺し回想と入っていき悲しみが増していきます。



銃殺、撲殺、溺死させる、崖から突き落とす、あげくに火炎放射で焼き殺す、一人残らず皆殺しに復讐は終わったんですが、アクション映画のやりきったようなカタルシスはなく空しさと悲しみが残るそんな映画でした。バイオレンス色より切ない感情のしめる割合が多いです。



ラスト、主人公とその知り合いとのやりとりで、復讐を終えたが彼の心が完全に壊れてしまった描写があたんですが、

これカミーユビダン状態ですがな、うわああ、、、、、



とどう表現していいかわからない感情にも襲われ、この映画観て数日もやもやした次第です。



抜群に良くできた映画なのでオススメです。こういう後にひきずり考えさせる映画は大好きです。