2019年に亡くなられた実業家、プロデューサーの命式です


辛戊辛

亥戌未

壬戊己


初旬の丁酉を含めれば実気は金の外格崩れとなり、虚気は年支未と日支亥が大半会し三象格となります 干関係は順が多いので心の葛藤はやや少なめだと言えます ただ虚気で初旬との天剋地冲が二つになるので必ずしも葛藤が少ないかと言えばそうではなく、実気で外格崩れなのもあってなにかしらの苦労があると見れます 


この方の場合は幼い頃は母親が亡くなられたり戦争の影響等があり若い頃に相当な苦労があったのでだからこそ虚気三象格の晩年運を活かすことができたのでしょう しかし芳順局なので若い頃の状態が一生涯続くのでいくら晩年運の三象格で晩年に成功したとしても若い頃の苦労から一生涯逃れられないので成功こそしましたが精神的には常に何かしらの重荷があったのではないかと思われます


大運ではやはり若い頃に最初の20年間に官と地支に金が来ているので仮の従旺格でもある外格崩れにとっては苦労を伴う形なので疎開やロサンゼルスの学校に入学することになるなどの苦労があり、その経験がこの方の人生観を形作ったのだと言えます 若い頃に苦労すると一生涯苦労してしまう形なのでそのはけ口が少年虐待に繋がっていってしまったのではないかと思われます しかし晩年期に大運辛卯が巡り大三合会局と大運空亡が重なったので凄まじい強運期となりこの頃にSMAPやTOKIOやKinKi Kids、嵐の有名アイドルグループを次々に成立させています これが正しい虚気三象格の成功であるので芳順局であっても苦労だけの人生ではなかったと言えますが、実気ではやはり満たされない何かが常にあったと言えます 晩年運だったので少年虐待についての裁判がありましたが運が向いていたので逮捕やなんらかの制裁を与えられなかったと言えるでしょう なので御本人が亡くなられてから問題が浮上し、今のような現状になったと思われます