全国高校生ビブリオバトル高知県予選に参加 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

先日の勤労感謝の日、前から申し込んでいた全国高等学校ビブリオバトル2023高知県大会に参加するため、午後から図書館オーテピアへ行った。

13時前に自宅から20分ほど歩いてオーテピアに着き、受付を済まし、しばらくすると開会式。会場には高校生多数おり、また、その関係者や親御さんなどか、たくさんの人がいた。

ビブリオバトル参加の高校生バトラーは16人。皆、制服だった。会場はA、Bの二会場らしい。私はA会場とクジで振り分けられた。半分の8人をグループにして、1人ずつ、5分間の本の書評合戦を行うというもので、その5分が過ぎたら、会場の人と2分のディスカッションタイム。8人すべて終了後、一冊、読みたくなった本を参加者が投票するというルールであり、また、バトラーを選ぶのではなく、あくまで読みたくなったプレゼン本を選ぼう!というものである。なるほど。

さて、予選A会場にてプレゼンはこうでした。
県内各地の高校生が元気に以下の本のプレゼンした。
各自が一押す一冊である。小説多数だった。
①Aさん あの夏が飽和する
②Bさん 捨て犬・未来と捨てネコ・未来
③Cさん 豆の上で眠る
④Dさん かがみの孤城
⑤Eさん マカン・マラン
⑥Fさん ラーゲリより愛を込めて    
⑦Gさん 姑獲鳥の夏
⑧Hさん 読書嫌いのための図書室案内
どのプレゼンターも自分の言葉で、個性的に、他人を惹きつける話し方など創意工夫があり、楽しくなりました。私もこれ!という本に1票入れた。
本戦には各会場の1,2位の人が参加するのだ。

さらに、最後に本選のプレゼン。
勝ち残ったのは以下の人、本だった。
①Iさん さかさ町
②Fさん ラーゲリより愛を込めて   
③Jさん 失楽園のイブ  ⭐︎
⑦Gさん 姑獲鳥の夏


優勝したのは⭐︎の本、高校生だった。

プレゼンはピカイチで魅力的な雰囲気、もはや高校生とは思えない感じですごかった(^^)



全体的な感想としては、本の中身があまり伝わらない説明で自身の気持ちのことなどを中心に話された方もいたが、あの短い時間でなんとなく全体のストーリーや感動した点など頭のなかで想像できワクワクした。興味を抱くプレゼンも確かにあった。皆、弁舌が素晴らしかった。多感な彼、彼女らの心に響いた作品を読むことはこの俺には無いと思うが、うちの長女にはぜひ読んで欲しい本は多数あった。


あとバトラー参加者には女子が多かった。また、市内より郡部の高校の子達の参加が多いような印象だった。やはり、本を読む子は語彙が多く頭の回転が速い。ゼスチャーも加わり、豊かな表現をしている子、滑らかな口調の子、話のプロみたいな子など多彩な多才を見た。私はノンフィクション好みだから結局、投票はある作品にしか入れなかったが、小説マカン・マランという本には興味がわいた(^^)


参加して、本当に元気をもらえた気がした。こんな元気で知的な学生たちが高知に残れば、また帰ってくれば、高知の未来は明るいな。

帰りにスーパーに寄り、チューハイ、豚肉、鳥肉を買い、電車で帰った。
帰宅してすぐに、先日買った七輪に炭を入れて火をつけて、串焼き豚肉とチューハイでミニバーベキュー。家族にもお裾分け(^ ^) 直火、炭はいいですね。


そうそう、帰りにオーテピアで2冊本を借りたのだ。
プレゼン本とは全く関係ない本(u_u)

SEE YOU!