鎌倉殿あたりの本、永井路子さんの本3冊 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

NHK大河、見てますか?

我が家ではいつになく真剣白刃取りくらい真剣に毎回見ています。録画して、追っかけ再生しながら、うまく聞き取れなかったセリフ、妻がわからない場面や意味がわからない箇所など、一時停止しながら、私が「こういう理由だから」とか、「頼朝はこういう立場だ」とか背景や登場人物、坂東武士とはこういう立場だからとかめんどくさいながらも妻より優位に立ち、三谷幸喜作品「鎌倉殿」を見ている。

近年の坂本龍馬、せごどん、明智光秀の時より熱く見ている。なぜこうなったか。それは、本によって源平合戦から鎌倉時代初期の状況がよき理解できてきてきたから話がよく解り、時代の流れや武士の起こり、幕府の誕生、義経や頼朝の凄さがわかったからだ。

さらに、三谷幸喜さんの面白さが画面を通して毎回その滲み感じて実に役者たちが生き生きしている。それというのも、司馬遼太郎さんの「義経」やこれらの本に出会えたからだ。

永井路子さんの本。
「源頼朝の世界」
「炎環」
「北条政子」
である。
いずれもこの時代を書き分けた一冊である。

私が生まれる前の作品。昭和30年代ごろのものであるが、永井さんの時代の捉え方が素晴らしいし、わかりやすい。律令制から幕府へ、その時代の大きなうねりは、武士たちの長き闘いにより、盤石になりつつある鎌倉初期の混沌を三谷幸喜さんは後半年の大河でどう現すのか、楽しみである。




登場人物の多彩さ、一人一人が際立つ。
そんな時代である。

SEE YOU!