司馬遼太郎さんの「義経」を読む | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

ブログしばらく書くのをサボってしまって久しぶりである。
年度末になり、我が身はあまり慌ただしくもなく、現在の職場から異動もなく来年度は3年目になる。

さて、読書は最近は鎌倉時代である。
NHK大河の鎌倉は毎回食い入るように観て、三谷幸喜作品楽しんでいます。本を中心にあの時代の背景を知るにつけ、なぜ、頼朝が源氏が鎌倉政権を打ち立てたか、よくわかりました。その立役者であり、奇跡の人、それが源義経なのである。
今回は司馬遼太郎さんの書いた
義経
を読みました。司馬遼太郎さんの文章にしびれる。




本作品は、上下巻二冊からなる義経。

司馬遼太郎さんの小説は久しぶりに読む。(普段は氏のエッセイが中心であって、小説は数えるくらいしか読んでない)

しかし、
弟・義経は純粋すぎる。兄・頼朝は計算高すぎるわ。
流人で板東武者の苦しみがわかる頼朝はその苦境と我が身の復活を彼ら坂東武者たちにかけるのも非常によく解る。
しかし、あの「平家に在らずは人に在らず」とまで言った栄華を誇った強大な平家や木曾義仲を打ち負かした義経の行動力の根源は父の仇に加えて、兄の寵愛がほしいがため。それだけに、判官贔屓の語源にもなる義経の末路は悲しい。なんとかならなかったものか。

軍事的天才義経ツアーとして、義経が平家と戦った一ノ谷、屋島、壇ノ浦を観光したい(^^)
NHK鎌倉殿では義経に注目して観てみたい(^^)


SEE YOU!