このGWは基本自宅におりまして、
家族で過ごしました。
本を読んだり
散歩したり
ロープレゲームしたり
レコードを聞いたり
食事つくったり
庭いじりしたり
ネコ飼い検討したり
ソロモンの鍵やったり
さて、今回、読んだのは児玉清さんの
「負けるのは美しく」
という自伝エッセイ。
児玉清さんと言えば、クイズ番組のアタック25とか司会の人かなと言う印象でしたが、俳優がメインの方である。個人的にはテレビの司会の人かなと思っていたが、どっこい違い、芸能界入りは戦後に大学卒業後に映画俳優ニューフェイスとして華々しく?映画会社に入っているのである。かなりの本好き博学な方とは知っていました。しかし、映画が隆盛を極めた昭和30年ごろはかなり競争激化し、俳優として上に簡単には上がれやしない。
本書では映画界に入るきっかけやその後の下積み生活、いろんな映画制作や他の映画俳優などとのトンデモな話もたくさんあり、深いお話が多数(^^)とても面白くまた、感動する。たまたま入った映画の世界から芸能生活はなんと40年以上である。
本書の映画づくりの失敗話など読むと、私の今後観たい映画リストが増えていきそうだ。黒澤明監督の映画「悪い奴ほどよく眠る」にもちょっと出ているみたいだ。
・サラリーマン無鉄砲一家
・女は幾万ありとても
・悪い奴ほどよく眠る
・秘剣
・黄金の日日
なんかは、本書にエピソードがあるので、近いうちに観てみたい。若かりし児玉清さんが出ているのだ。
また、本書後半には若くして亡くなった児玉清さんの娘さんの話がある。なんと悲しい出来事だろう。辛かったろう。
児玉清もすでにお亡くなりになって10年近くになりますが、彼が愛した本にも興味があるのでこちらも読みたいなと思います(^^)
SEE YOU!