最近読んだ6冊 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

最近読んだ本たち。



村上春樹さんの
「辺境・近境」写真篇
である。以前に読んだ本(同題)の写真集みたいな本である。カメラマンは松村映三氏。
村上春樹さんと松村氏は学生時代からの知り合いである。旅本ではしばしば一緒するらしい。どの写真も面白い。ノモンハンあたりのモノクロ写真はいいなあ( ˘ω˘ )




2冊目は
麺通団の
「恐るべきさぬきうどん」
である。
この本はなかなかなもんである。700件近くある香川県内のさぬきうどん店をつぶさに観察し、その魅力を団の方針に沿って報告する。今から15年くらい前にさぬきうどんは爆発的に流行り、私も香川に足繁く通ってさぬきうどんを食べまくった時期があっあたが、根源は本書または周辺の本や紹介本であったのだ。映画まであったっけ。まず、うどん屋さんの紹介は正味少ない。ページにして50ページくらいか。しかし、むしろ、団長ほかメンバーたちのやりとりが読み応えがある。笑える( ˘ω˘ ) 今更であるがまた、さぬきうどんを攻略の旅に出たくなった。



次は3冊一気に。
あの哲学者の土屋賢二さんのエッセイ。
「われ笑う、ゆえにわれあり」
「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」
「人間は笑う葦である」

どんどんのめり込む土屋ワールド。
いかん、やばい、これ以上は読んじゃいかんやないかと思いながら、笑いながら、なにかの本質に触れながら、読んでしまう。人間力が高まるかもしれんエッセイですよ。




最後に
私の師とも言える藤原正彦さんの本であります。何回か読んでますが、また読んだ。再読である。
「祖国とは国語」

やはり、これからどうあるべきか、5歳長女も来年から小学生であるから、本書で著者も吠えているように、「国家の浮沈は小学校の国語にかかっている」なのである。本書を数年前に読み、いかに長女を育てるかの参考にしたが、本好きな人間にはなったかもしれない。情緒や美、卑怯を憎むココロは育ちつつあります( ˘ω˘ ) 
日本人なら藤原正彦さんの本は必読ではないかと思いますよ。まず、うちの奥さんにも早く読んでほしい。



SEE YOU!