遠藤周作さんの小説はさておき、エッセイを4発読んだ。
タイトルは以下である。
書かれた年代は幅がありますが、昭和30年代から50年代かなと言うところで、著者の社会の観察眼は鋭い。鋭い以上にさまざまなことへの好奇心から起こる行動が笑わせる。
「仲人は慎重に選べ」では自身の息子さんの結婚披露宴の仲人を同じ作家の三浦朱門氏に、また、スピーチを阿川弘之氏にお願いしているが、さしもの遠藤周作氏もビックリ仰天の大波乱な展開に読者としては腹痛いくらい面白い。
また遠藤周作氏は相当なイタズラ好きである。暇だとか言いながらイタズラを開発するのである。
ビートルズ来日あたりのエピソードも新発見というか、信じられない。
フランスはリヨン留学時代の話や灘高校時代の惨劇?など遠藤周作氏の成り立ちなどきっと小説より面白いのではないか。いつか、小説も読むかもしれない。
遠藤周作氏は、美空ひばりさんに続いて大好きなのは、ちあきなおみさんであり、まず彼女の顔が好き!というのが妙にいける( ˘ω˘ )
そのほか、満洲は大連時代の子供の頃の話やキリスト教への探求なども興味深い。
SEE YOU!