最近読んだ本、香山リカ、湯川秀樹、安倍晋三 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

香山リカさんの
「しがみつかない生き方」
〜ふつうの幸せを手に入れる10のルール〜

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を読みました。
この本を読むと、気が楽になるかもしれません。いや、たしかにそうかもしれません。読後感はなんとも言えない感じである。
「私はなんのために働いているのか、と深く意味を突き詰めない方が良い。どうしても意味が欲しければ、生きるため、パンのために働いている、というのでも十分なのではないのだろうか。」

そ、それでいいじゃないかと思いますよ。というか、昔はこんな感覚あったかもしれませんが、歳食ううちに思い詰めなくなったね、私の場合。理想に向かって頑張ることに注力してる、そんな毎日である( ˘ω˘ )


2冊目は
湯川秀樹さんの
「旅人」
〜ある物理学者の回想〜

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なんか、副題がおかしい。ある、はいらんじゃないか?めちゃくちゃ著名なノーベル物理学賞受賞した湯川秀樹さんではないか。理論物理学者である。
湯川秀樹さんの半生、若き日の生活、青春時代から研究者になるさまざまな生き方が回想記として綴られている。なぜ、こんな天才が生まれたか、については父親、母親がキーである。多趣味で地質学者の父親は京大の教授であり、兄弟たちは議論好き、母親は寛大である。湯川秀樹さんは若き時から内面世界を生きた。読書の質が高い。ある時か得意な数学はやめて、物理、しかし実験的な物理ではなく理論物理学に入る過程は面白い。「父が子供に勉強を強いたことは一度も無かった。自分の素質や好みに合った学問を深く追求することを、子供たちに望んでいたろう。学校の席次のため勉強などもっとも愚劣なこととしていた。」



安倍晋三さんの
「美しい国へ」
を読みました。

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表紙の安倍晋三さんが若い。

2006年当時の安倍晋三さんの書いた本である。本書のタイトルは文字通りの美しいではない。日本人としての誇りを取り戻そうという理想的な日本を書いたものである。あれから、紆余曲折ありましたが、先日の選挙でも広く国民に支持されている。本書は安倍首相の半生、父親や祖父、家族や自身のことなど書かれ、信念は今の政治哲学として揺らいでないなと実感する。は大卒後、今話題の神戸製鋼に就職していたとは知らなかった。大いに同感する記載も多々ありました。

北朝鮮の拉致問題で活躍した記憶からだいぶ経ち、時代も変化した。今、日本が転換期に向かっている大事な時である。北朝鮮問題、対中国、ロシアなど脅威はある。アメリカの思惑、安保体制、憲法改正など問題山積である。しかし、いまのところ、安倍首相しかいないだろう。国民の信頼は厚い。


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