先日、仁淀川町在住の知人Yさんと会った。
この方は、私が仁淀川町地域支援企画員時代に、若い頃からずっと勤めていた建設業から引退し、故郷仁淀川町へ帰って来た方である。
私は仁淀川町駐在時代に地元有志で仁淀川町観光ガイド育成として、仁淀川町観光を考える会を作り、ツアーづくり、ガイド養成活動を企画、支援したりしていた。
すこしでも地域に興味を抱いていたり、活性化に役立ちたいと思う方など仲間にして、取り組んできたのである。
Yさんは共に活動した方で、一緒に地域、仁淀川町のコアな歴史や人物など知るうちに、改めて自分の生まれ育った池川、この仁淀川町に興味が沸き、この数年、独自に調べ、自分史とともに仁淀川町の歴史を書いたという。一冊の手づくり本にしたので、読んでほしいと言われた。
そしてすぐそれを送ってくれたので、私も２日でそれを読んだ。
ヨシヨシ、と思った。
嬉しくなった(^_^)
単なるUターン者ではなく、郷土をこよなく愛す人になってくれたようなんで嬉しいのである(=ﾟωﾟ)ﾉ
本の内容は、Yさんの少年時代、昭和20〜30年代の頃の仁淀川町の暮らし、学校の様子、家庭、友人とのやりとり、素晴らしく面白い。
仁淀川町池川の土居地区に映画館は二箇所もあったことは知ってたが、そこでのエピソードや他人の人生を読ませてもらえ、1人の人間の成長、経験、なかなか読ませてもらえるもんじゃない。
こんなノンフィクションにまさか、出会えるとは思いませんでしたわ(=ﾟωﾟ)ﾉ
ある意味、高度成長期の日本の中にあって、所得倍増計画のもと、インフラ整備に関わって頑張り続けた人の物語であったのだ。これからもさらに書いてほしいもんだし、仁淀川町の調べも進めてほしいな。
SEE YOU!