前回のノンフィクション(アウシュビッツ関連)とは全く趣を変更して
北尾トロさんの
「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」
を読みました。
北尾トロさんの本はこれで3冊目となる。
前回までの2冊は裁判傍マニアになっていくトロさんの
いろんな裁判を中心にした、ある意味考えさせられた2冊
でした。
この本は、誰の中にもある人に言えないような些細なことや
心のどこかにずっと引っかかっている問題に
とーーっても悩みながらも伝えること、それに挑むのである。
筆者の根底にはある種の前向きな人生への挑戦がある。
それはチータ(水前寺清子)の「365歩のマーチ」が
そうさせるとも言える。(らしいのである)
「人生はワンツーパンチ、汗かきベソかき歩こうよ」
けっこうスリリングなそれぞれのハナシは楽しめるし
読後、なんだかホッする。爽快感がありますね。
SEE YOU!