先日は仁淀川町の田村カブ・プロジェクトの
一環で、同じ伝統野菜である安芸市は入河内地区の
「入河内ダイコン」
の現地での取り組みを視察させて
もらいました!
参加者は、仁淀川じねんの会の松田会長、島村地域支援企画員、
農業改良普所の皆さんとともに行きました。
安芸市入河内地区では、数年前からこの在来種である
入河内ダイコンを後世に残していこうと、本当に真面目に
技術的観点、商業的観点からも着々とその波及を行っている
ようでした。
入河内地区は、仁淀川町の奥部に匹敵するほど山深く、また、
農業盛んなエリアであるが、現在では50世帯ほど、100人足らず
の人口であるらしい。酒米の栽培やユズ、茶が一般的な特産品である。
打ち合わせのために施設に入ると
いきなりかわいいイラストが目に飛び込んできた!!
なんと、入河内ダイコンであった。
地域での愛され度を示すなあ♪
当地では「入河内ダイコンをのこそう会」が主体にその栽培、販売まで
行っている。販路もずいぶんと伸びているようだ。
特に高知市内販売店、スーパー等との連携が素晴らしい。
これが入河内ダイコン!
なんといってもこの形、大きさが特徴の美味しいダイコンだ。
(私はまだ食べたことが無いけど)
とにかくでかい!
種も自家採種、10名以上の生産者間での栽培技術の指導も行い
確実に産地化している。県等の指導もあり、独自の栽培基準も
設けるなど、徹底した活動が目を引いたし、なにより地元の
「こまどり温泉」でも収穫時期になれば、特製メニューになって
販売されているのである。
地区内の至るところでこのように栽培されている。
もう種まきからいく日か経っているので、もうこのくらいに
なっている。
イキイキしてるな。(=⌒▽⌒=)
近くにある「入河内ダイコンのこそう会」の試験ほ場も見せてもらった。
ここで各種試験や種の選抜、その他技術的向上の試験など
今後の栽培技術を磨くのである。
いやはや、おそれいる!
農薬もほとんど使用しない。
どんどんとこのまま伸びて行ってほしいと思いました。
会の皆さんのたゆまぬ努力の結晶ですね。
ヒアリングをさせてもらった施設は今後、県も進める集落活性化の拠点、
集落活動センターとして、活用するというから、この入河内ダイコンの
さらなる飛躍もありえそうだ。ますます頑張る入河内地区である。
今回は、案内、現地説明をしていただいた入河内ダイコンのこそう会の
有澤会長さん他、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!
収穫時期の1月頃にはまた、訪問します!!
SEE YOU!