2012年7月28日
(通称:仁淀川じねんの会)会の発足の時のブログはここ
目的は
これまで仁淀川町で多くの先人達が古くから伝えて来た循環型農法を学び、必要に応じて保存、活用、発展するとともに、この厳しくも豊かな急傾斜地で栽培される農作物の価値を高め、低コスト自然農産物の研究、生産および加工品の普及、流通の改善を行い、町民の所得の向上、仁淀川町の産業の活性化に寄与すること!
ちょっとカタいけど、そーゆーことです♪(^∇^)
昨日はその活動1回目で、
まずは会長であり
池川自然農園の松田さんの畑で
夏野菜の収穫などの手伝いをしながら勉強会です。
松田さんももとはサラリーマン、数年前に仁淀川町にIターンして
有機、自然農法による野菜づくりを勉強しながら始め
今では高知市の日曜市で販売し、非常によく売れているそうである。
これで生計を立てているのだ!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
有機栽培をされている方は皆さん、それぞれのやり方や
コダワリがあります。
コダワリこそ、大事ですね。
それが野菜となり、消費者に伝わり、買ってもらえ、評価され、さらなる栽培への工夫、モチベーションが高まるというものだ。
松田さんはその農業技術を会員にも知ってもらい
他の農業者に実践してもらいたいのだ!
仁淀川町を有機農業・自然栽培の里にするのが夢!
まだまだ参加者は少ないがこれからである!!
松田さんが、さっき別の畑で取って来たばかりという
不揃いではあるが
とても美味しいカボチャ達。
まるで我が子を見るように松田さん。
トウモロコシはもーちょい先の収穫だ。ナスもある。
今日は主にいま、収穫の時期に来ている
山のミョウガを採るのだ。
ミョウガと言えば、土佐の野菜の代表格!
ハウス栽培というのがイメージだが
どこ?に連れて行かれるのか(笑)
途中のキュウリ畑で、おもむろに座り込んで様子を見ている松田さん。
いわゆる”昔のキュウリ”だ。以前、収穫し忘れていたキュウリを採る。
自然栽培はいっせいに実をつけるものではなく
野菜にも成長等に個性がある。
大きさ、形状、収穫時期、味に個性あり!
これは ↓
種の採種用のキュウリ。
自家採種するのだ。
ミョウガ畑といっても
この超急傾斜の地
仁淀川町池川の畑です。
広々とした畑を想像してはいけませんぜ。
斜面の畑の片隅などに小さい面積でポツリ、ポツリと存在するのだ。
参加者に取り方、見つけ方を教えてもらった。
今の時期は花が咲いているミョウガもある。それは見つけやすいが
品的には良くなく、少し土をかき分けるとアタマをのぞかせている
ミョウガが良いのだ。
この何日かかけて収穫しているので
後へ後へ芽吹いてくるミョウガ。
まずは、土に触ってみることです。
私も探してみました。
おお!
これか!?
ミョウガの花が咲いている下にミョウガがある!
ちょっとピンクがたったミョウガ!
匂いをかいでみると、何とも言えない自然のミョウガの香りがする。
自然のミョウガなのである。
真剣にわさわわと。。。。(‐^▽^‐)
だんだんとコツがつかめてくるぜ!
奥さんは別の場所で収穫に余念がない。
新鮮な野菜の適時な採取を見極めていく。
別の場所に少し試験的に栽培しているものがあった。
ラズベリーだ!
いろんなモノを栽培してみてその可能性をさぐるそんな
トライアルをつづけるひたむきさ。
しかし
しっかりとした現金収入は欠かせないのである。
無農薬の松田さんの野菜たちは日曜市では
毎回、ほぼ完売だというから恐れ入る。
次回、後編へ続く、このブログ。
松田さんの日曜市はこちら → 以前のブログ
後編はこちら
SEE YOU!