すごい人がいたもんだ!(ノ゚ο゚)ノ
池田成彬 さんという!
いけだ せいひん
江上 剛「我、弁明せず」 PHP文芸文庫
この本を読むまではまったく知りませんでした。
物語は、いきなり、昭和金融恐慌(昭和初期)から始まる。銀行家として、鈴木商店・金子直吉さんとの対峙から始まるのである。。。。。そして・・・・。
池田氏、金子氏、ともに立場は違えども、国を憂え、国のために奔走したと言える。サムライ経営者・・・。
明治・大正・昭和と三井財閥のトップとして、日銀総裁として、大蔵兼商工大臣として、怒涛の人生を走り続けた人だ。金融恐慌、2.26事件、太平洋戦争と逆風吹き荒れるなか、世間の悪評をものともせず突き進み、歴史の荒波に消えていったという。
本当にすごい。。。
こういう本に出会えてよかったですタイ(・∀・)
米沢藩の”貧乏士族”に生まれ育った気質そのままにどんな難局にあっても筋を通す生き方を頑として曲げなかった主人公の波乱万丈の人生に感動じゃ! そういえば、金子直吉さんの先祖も武士である。
池田氏は、慶應義塾を卒業し、ハーバード大に入学するが。。。。
晩年の太平洋戦争終結間際のやりとりも圧巻である!
彼は護国寺に眠っているという。。。。
SEE YOU!