2010.10.13に高知大学の地震や地質等の専門家である講師・岡村眞教授を招いて、ジオパーク担当者会(市町村担当職員や県職、ともに観光分野の担当者たち)で勉強会兼意見交換会が佐川地質館で行われました。
タイトル
「仁淀川の地形・地質とくらし」
今回は岡村先生の言葉を参考に、私の言葉で書いてみます。
先生の話には大変共感します!!!
先生的にはこのタイトル、カタイな~って、ボヤいていました(笑)
やっぱ、ジオパークって、わかりにくいし、適当なキャッチコピーがほしいとこだ。
その点、デザイナーというかそういうコピーライター?プロデューサーの方々ってスゴイね♪
私もそう思います!
(四国地方土木地質図 1998より)
四国の複雑な地質は他に類を見ない。
特に、まさに、さまざまな年代の石灰岩が仁淀川・四国カルストには見られ、バラエティ―豊富で、それらが狭い範囲で見られることは、ひっじょうに!貴重だそうです。
先生いわく、特にそれらの地質より素晴らしいもの、それは
地形
だという!!
それらに慣れすぎた人々には、なかなかその、貴重さ、希少さ、素晴らしさは分らないかもしれないが、地形の平坦な国、ヨーロッパなどの欧米諸国等では、まさに目を見張るほどのものらしい。
このジオパークを観光につなげていくには、あまり深刻な顔をしてやってはいけない。
旅行ってのは、やはり「ゆとり」が必要だ。あるいは「自分を見つめる時間」でもある。
「自分の生い立ちや、故郷を考えてみる」
そういった機会になるような活動、ツアーにしていくことが大事ですね。
越知町の沈下橋 えーと、どこだっけ?片岡かな。
山の中腹にある巨木!! 先人達の苦労が偲ばれます
何よりもこの木含め周りの景観が素晴らしい!
生活そのものが素晴らしい。
現代の子供たちはあまりにも、自然に親しまない。
虫がこわい、川はいや、・・・・古里への思いがないのだろう。
どうすればいいのかな。。。。
この素晴らしさを子供たちに、どうやって伝えるか。
岡村先生が愛してやまない雑誌「BE-PAL」
オススメしてくれたので、買ってみた。
良いと思ったものはすぐ手を出して、活用したいですね。これから読んでみます。
高知の自然やその内容が良く記事に出るらしい。
そーいえば、昔からあったのは知っていたけど、ほとんど読んだことはない。
都会の方では売れていいるらしく、なんと160万部近い売り上げらしい。
高知の自然を体験することを通じて、子供たちに伝えていくこと。
ジオパーク観光のターゲットがこのようなところにあるのかもしれない。
仁淀川の山々に暮らす人々は
”山岳民族”って言葉がピタリ、はまるかもしれません。
厳しい自然環境に生きた人々の想像を超える営みがあったことだろうと思う。
まさに尊敬するに値すると思います。
すこし、そういったことに触れさせてもらうことが大事でしょう。
まずは、身近な人に語ってみよう。この素晴らしさを。
そこからです。
岡村先生、ありがとうございました!