仁淀川町ふるさとインターンシップ
4日目です。
今日は、仁淀川町池川エリアの産業、地域の文化など勉強しました。
■池川木材工業有限会社 、大原社長さんからお話しを聞きました。
今までの国の造林政策で今、多くの木がちょうど生育して利用の時期にあるが、これからの高知県、いや日本的に人口増は望めず、家を建てる数は今後急速に減少することを見込み、これからは木はエネルギー利用したほうが有効であり、その方向で経営を行っていくということである。
仁淀川流域でエネルギーの循環をし、自立した地域を構築したい!
大原社長の熱いお話しに皆、聞き入りました!
工場内には社長のアイデアで考案された機械設備群が活躍する。木質ペレット製造設備もある。合理性を追求した木の活用を展開するアイデアの人だ。
■株式会社フードプラン を訪問しました。
カット野菜を中心とした商品を製造販売している会社です。
多くの仁淀川町の人も働く食の企業です。地域の野菜なども受け入れて販売している。
また、とても濃厚でおいしいお豆腐でなんと”オカラの出ない豆腐”を作っています。
今日は昼食もこちらの会社で用意していただきました。お茶を使用した「茶ソバサラダ」はさっぱりとした夏にはぴったりのわさび味のメニューでした。
茶ソバサラダとスイーツ的豆腐など、そして仁淀川町のお茶。おにぎりも!
さて、午後は、
■池川茶業組合 を訪問しました。説明は、竹村組合長さんが行ってくれました。
高知県のお茶どころ中のお茶どころ、ここ池川の坂本地区にはたくさんのキレイなお茶畑が連続する。その中に池川茶業組合の茶工場は存在する。
効率化が図られた茶工場内を見学させていただきました。茶の単価低迷、製茶販売の促進、お茶のできるまでの過程などたくさんのお話しをいただきました。
お茶は製茶以外にも今は、さまざまな商品があるようです。お茶のアイスもあります。
仁淀川町池川のキレイな水がここにはあります。すばらしい景色!
■池川のツボイ方面の山に上がりました!(ちょっと予定変更)
ここは、景色もさることながら、幕末志士脱藩の歴史があります。
気分転換、リフレッシュができました。インターン生と今日は高知大から3名の見学者も参加。
ここにはミニ八十八ヶ所もありました。 幕末志士・中島与一郎殉難の地を訪れました。
幕末の国を憂いて脱藩した想いは、坂本龍馬に劣らないであろう。
土佐市郷土史研究会建立の碑があります。
標高が高いからか、もうすでにススキが出ていましたが、アジサイも咲いているという状況!
さて、今日、最後の
■池川神楽(保存会)さんとの交流を行いました。
今日は、ちょうど練習日で、池川神楽関係者の皆さんのお話を聞きました。池川神楽といえば、国の重要無形文化財に指定されている400年以上前からつづく伝統と格式ある神楽である。
メンバーの方々からの苦労話や後継者問題への対応、海外遠征(公演)など貴重なお話しをたくさん聞きました。
池川神社はしーんと静まり返っていました。午後六時半。
たくさんのお話しを伺った後、練習があり、見学をさせていただきました。
単調な太鼓のリズムというのが特徴ですが、迫力があります!
年季のはいったベテランの舞はすごい! せっかくやから、ちょっと体験↓
見ようみまねで頑張るインターン生!なかなかウマイとお褒めの言葉!
副会長の指導に力が入る!後継者問題は本当の深刻な問題であり、彼らの中から今後の舞手が出るかもしれない!?
今年の池川神楽の奉納日は、11月23日!多くの観衆が見に来ます。カメラマンも多い!
ぜひ、池川神楽に荘厳な舞を見に来ませんか?
今日は長時間の活動で、インターン生、スタッフおよび関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。
訪問させいただきました企業、団体の皆さま、ありがとうございました!!