すずめくん どこで ごはん たべるの?
福音館書店 マルシャークの詩より たしろ ちさと ぶん・え
すずめくん どこで ごはん たべるの? (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
990円
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そういえば最近、街中でスズメを見かけなくなったように思います。子供のころは、電線に泊まっていたり、道端でピョンピョンはねながら、餌を食べていた姿をよく見かけていたのに。私の意識が、他のことに向かっていて、スズメに関心が向いていなかったから気づいていないのでしょうか。本当に数が減っているのでしょうか?
調べてみると、20年間で6割もスズメの数が減っていることが分かりました。この現象は日本だけではなくヨーロッパやインドでもスズメの数は減っているようです。
理由は、スズメの餌である昆虫が減ったこと。産業廃棄物による環境汚染によるストレスで、スズメの免疫力が下がっていること。都市には巣を作れるような隙間がなくなり、巣をつくる場所が減ったことなどが挙げられています。
私が、最近見たスズメは、1~2年前に、電車のホームで、ピョンピョンはねながら、ホームに落ちているえさ?をついばんでいる姿です。スズメは用心深いから、人の近くには来ないと思っていたのに、人が電車を待っているところにいたので驚いたのを覚えています。
この絵本ではスズメ君が動物園でいろんな動物のところに行きます。その姿が、とても愛らしく描かれています。皆さんも、この絵本を読んで、身の回りにいるスズメを探してみてください。