緊急時に見えた意外な盲点
世界規模で猛威を振るい続ける新型コロナウイルスですが、
そこから見えてくること、考えさせれることもたくさんありますね。
緊急事態時には、あっという間にマスクが手に入りにくくなったかと思えば、各店頭からトイレットペーパーやティッシュペーパーが姿を消して、除菌スプレーから保存食品におけるまでの品薄に戸惑いました。
「 コロナより人が怖い・・ 」 と語っていたドラッグストアーの店員さんのコメントも衝撃でした。
コメントを聞きながら、ふと我が身に置き換えて、数年前の出来事を思い出しました。
数ヶ月間 レッスンに通われたお子さんのお母さまです。
なぜか入会時より少し違和感がありました。
お子さん思いのとても熱心な方でしたが、とにかく言動、行動が常に威圧的です。
数回目のレッスンで慣れてきた頃、
「 そろばん塾の先生を泣かしてやった !! 」 そんな言わなくてもよいエピソードを自慢げに?話される姿に釈然とせず、
悩みましたが、しばらくしてから距離を置かせて頂きました。
当時、子どもさんはまだ小学生でしたが、
いつも不安げで 素直で無邪気とは言いがたいところが見受けられました。
当然、レッスンを受講されているのは 親の言動や行動とは関せずのお子さんですが、自分の力と責任で行動できるはずもなく、何かにつけて親御さんのサポートが必要です。
垣間見えた親御さんのレッスンに対する考え方と教室が提示するポリシーがかみ合わなければ 『 見ないふりをして上手に渡り合って 』 というのは何か違う気がする・・そんな風に肌で感じたものが
『 違和感 』 だったのか? と今更ながら思い返して整理しています。
数年経ってみて振り返ると、
技術を習得しようという立ち位置と個人のプライドを勘違いされている考え方を受け入れてはいけないと痛切に感じます。
心を込めてレッスンをさせて頂くと 9割方ほとんど相思相愛のレッスンができていると信じています。
それでも緊急事態という非常時から盲点に気づかされることがあります。
「 コロナより人が・・ 」 そう語られた店員さんのように、
( 9割方の優しさ、愛情に支えられても たった 1割方未満の出来事が大きく大きく尾をひきます )
身を守るための言動や行動で意外な真実が見えてくることもあると感じました。
スウォナーレ音楽教室 ♪