みなさんこんにちは😊

 

昨日はNY金についてご紹介しましたので、本日は『NYプラチナ』についてご紹介します🌟

 

 

サンワード貿易のアナリストが執筆しているテクニカルマイスターの記事から

8/4付【NYプラチナ、底入れは近いか?】

http://meister.blog.jp/archives/1078853645.html

をピックアップしました!

 

 

 

記事の一部を抜粋❕

 

『プラチナ相場が内外で低迷している。今年の需給がもともと緩い中で、

 

1.半導体不足による自動車生産の減少に伴う需要の低下、

2.欧州の電気自動車化の前倒し

3.最大の生産国である南アフリカの通貨ランドの下落

 

が背景にあると思われる。』

 

 

 

 

1~3を詳しく説明します!!

 

 

 

1.半導体チップ不足による北米の自動車車両の累積減産台数は7月16日時点で167万8,000台となりました。

6月の新車販売台数(年率換算、季節調整済み)は1,540万台となり、前月の1,700万台から大きく減少⇊

 

英国調査会社IHSマークイットは、米国での半導体不足が解消し、需要に十分に対応できるのは2022年第1四半期(1~3月)になるとみています。

北米はガソリン車が主体のため、触媒では主にパラジウムが使われているが、パラジウムとともにプラチナも下落⇊

 

2.欧州自動車メーカーが電気自動車(EV)化を前倒ししており、排ガス浄化触媒用の白金需要の減少見通しが地合いを圧迫しています。

欧州連合(EU)は14日、2035年にガソリン車の新車販売を、ハイブリッド車(HV)も含めて事実上禁止する案を発表した。自動車各社の電気自動車(EV)シフトが加速しそう⇈

 

EUは2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするため、2030年には1990年比で55%削減する目標を掲げていて、今回の案では2035年をメドに二酸化炭素(CO2)排出基準を一気にゼロに設定し、実質的にガソリン車はHVも含めて新たに売れなくするようです。

 

3.最大の生産国である南アフリカでは、10日頃に汚職問題で収監されたズマ前大統領を巡り、ズマ氏の支持者が暴徒化して国内は略奪暴行で混乱し、200人を超す多数の死者が出ました。

 

情勢は落ち着きを取り戻しているが、今回の破壊による被害は数十億ランドに達したと見られ、第3四半期国内総生産(GDP)成長率はマイナス3%まで落ち込み、今年全体の成長率は下振れするとの試算も出ています。

 

こうした状況の中、南アフリカ中央銀行が22日に主要政策金利を3.5 %に据え置いたこともあり、外国為替市場では、南アランドが下落。

そのため、輸出品のプラチナやパラジウムには下押し圧力が働きました。

 

 

 

他の情報も知りたい方は

8/4付【NYプラチナ、底入れは近いか?】

http://meister.blog.jp/archives/1078853645.html

を是非、ご覧ください😊

 

 

今後の予想…

 

今週6日の7月米雇用統計が良好な結果であれば、

米連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリングを前倒しするとの見方からドルが上昇し、ドル建て貴金属は逆風を受けるでしょう。

 

NYプラチナも1000ドルの節目を試す下落になる可能性もある。

しかし、1000ドルの大台割れは、採算コストが意識され、実需買いが旺盛になる可能性があり、底入れのポイントになる可能性がありそう!

 

 

是非、参考にしてみてください(^^♪

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!!

明日の更新もお楽しみに

 

 

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※本ブログの内容は、テクニカルマイスター(サンワード貿易アナリスト)のブログに掲載されている内容を抜粋したものです。

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