幻夏・・・読書 | スヌのブログ

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永遠☆のパク・ヨンハさん♡ 2022年「Silent」で 目黒漣さんに出会い♥SnowManに ドハマリしてまぁ~す♪心地よい 底なし沼状態♡


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作品情報

「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」毎日が黄金に輝いていたあの夏、同級生に何が起こったのか――少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。流木に不思議な印を残して……。少年はどこに消えたのか? 印の意味は? やがて相馬の前に恐るべき罪が浮上してくる。司法の信を問う傑作ミステリー。日本推理作家協会賞候補作。

 

23年前の夏 

小学校6年生の一学期の終わりに

尚と拓の兄弟と その母親が 引っ越してくる

 

たまたま 友達になった相馬は

この兄弟と友達になり

3人で 秘密基地で過ごす

 

新学期が始まった最初の日

忘れ物を取りに行った 尚は

そのまま行方不明になる

 

最後に目撃されたのは

行方不明になった その日の夕方の川べりで

思い詰めたように立っていた尚、

そして その翌日

その川のそばには 尚のランドセルと 謎の記号が 残されていた

しかも ランドセルの中身は 行方不明になった日の翌日の時間割だった。

 

その数日前に

尚は

「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」と 相馬に告げていた。

だが その父親が自白したという殺人事件だが

実は 冤罪であって(尚は 知らなかった)

でも 9年という月日を 刑に服していた。

さらに 尚の失踪よりも 数日前に

刑務所から 出所した父親が 転落死していた

 

尚の失踪、父親の死、

二つは 関連あるのか?

 

尚に一体 何が起こったのか?

 

 

それから 23年後

一人の女性、尚と拓の母親が

探偵事務所に訪ねてくる

「23年前に行方不明になった 尚を探してほしい」と・・・

 

さらに時を同じくして

一人の少女の誘拐事件が起こり

刑事になっている相馬は その現場に あの謎の記号が書かれていたことを知る

 

少女の誘拐事件と 23年前の尚の行方不明

さらに ほかにも あの謎の記号が書かれた事件が

過去にあって・・・

 

日本の刑事裁判は 99.9%有罪

 

本来有罪か無罪かを判断するのは裁判所ですが、この段階で検察官によって無罪になるか有罪にできるか分けられている実情が日本の有罪率を非常に高いものにしている大きな要因です。 また、裁判所が検察官を信頼しすぎているという側面もあります。

つまり

日本の検察官が有罪が確実な事件を選んで起訴しているからです。

 

そんな国は 日本だけらしい・・・

 

司法とは?

 

何故 冤罪が 生まれるのか?

 

結構 ページ数多いけど

読む手が止まりませんでした。。。

 

そして 泣けてきました。。。

重いテーマですが、、、読んでよかったし

映像が 浮かんできそうな内容でした

 

それは この著者 太田愛氏が

相棒シリーズなど 数々のTVドラマの脚本を執っているからなのかも・・・

 

オススメです!