（画像は お借りしています＾＾）
（作品紹介）
『ガリレオ、再始動！』
シリーズとしては、6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして堂々の発売！
容疑者は彼女を愛したふつうの人々。
哀しき復讐者たちの渾身のトリックが、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。
突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。
容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。
だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。
さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。
かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。
パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。
殺害方法は？アリバイトリックは？
超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。
第一作『探偵ガリレオ』の刊行から二十年――。
シリーズ第九作として、前人未踏の傑作が誕生した。
面白かったです！
この殺された男・蓮沼は
２３年前に
ある少女・本橋優奈ちゃんを殺害したとして逮捕されるも
状況証拠は 揃っているものの
完全黙秘して
結局「処分保留」つまり 「無罪」釈放になっています。。。
そして 数年前
並木佐織という 菊野市の「なみきや」の看板娘が
行方不明になり
二週間前に ある その地域のゴミ屋敷から
二体の遺体が
一体は そこの住人である女性
そして もう一体が 佐織のＤＮＡと一致した。。。
そのゴミ屋敷の住人である女性は
数年前に どうやら 亡くなっていて（病死）
しかし 年金は その息子が 死亡届を出さずで
不正受給されていた。。。
その息子の名前が 蓮沼だ。。。
２３年前の被害者遺族、そして 数年前の被害者遺族と その関係者
皆が この蓮沼を 恨んでいた。。。
折りしも 菊野市の年に一度の最大のイベントである
パレード当日
蓮沼は 殺された。。。
犯人は？どうやって？アリバイ工作は？
菊野市の研究所に通っていた あの湯川を交えて、捜査は進んでいきます。。。
そして
タイトルの「沈黙」
蓮沼が 黙秘＝沈黙を通して 司法の網を潜り抜け
また 「沈黙」せざるを得なかった ２つの事件の遺族、また関係者
そして パレードという 盛大なお祭りの中
永遠の眠りという沈黙になった蓮沼。。。
お～これで 解決したのかな？まだ こんなに ページ数あるのに・・・
と思っていたら、
真実は 最後の最後まで わかりません。。。
きっと 映画化するんだろうなぁ～？って
思いながら 読んでました＾＾