ビタミンAの過剰摂取についての間違い | 女性特有の疲れ・だるさを解消するサプリメント

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■ビタミンAの過剰摂取についての間違い


ビタミンAというとどんなイメージがありますか??


目に良い、妊婦の過剰摂取はダメ・・

などいろいろあるかと思います。


ニキビがよく出来る、口内炎がよく出来る、肌の調子がイマイチ・・・という場合、

ビタミンCを摂取する方が多いと思いますが、実はビタミンAの不足も考えられます。


また、ビタミンAはお肌のツヤや潤いを保ち、粘膜を正常に保つ働きがあります


その他、皮膚の角質を作ったり、新陳代謝の促進などなど、大変有効な成分なんですね。

なのでビタミンAはぜひ摂取をしてください。



ただし、過剰摂取にも目を向けなくてはいけません。

胸やけ、肝臓障害、妊娠中の方は口蓋裂や、小耳症の原因となります。


妊婦さんはビタミンAの過剰摂取に気をつけなさい~とよく言われますが、

勘違いしている方が多いので、ここできちんと述べたいと思います。


まず、ビタミンAは脂溶性ビタミンです。


脂溶性というと、過剰摂取が気になるところなのですが、

ビタミンAは実は2種類あるのです。


すでにビタミンAの形になっている「レチノール」と呼ばれるもの(動物性の食品にだけ含まれます)と、

体内で必要に応じてビタミンAに変わる「カロチン」と呼ばれるプロビタミンA(植物性、動物性食品の両方に含まれます)です。


妊娠期のビタミンA過剰摂取の問題は、前者のレチノールのことを指すのです。

すでにビタミンAの形になっている動物性食品のビタミンAは、摂りすぎた場合に毒性を持つことがあるのです。


妊娠3ヶ月までの過剰摂取により赤ちゃんの耳の形態異常が増えることがわかっています。これがレチノールのビタミンAなのです。



レチノールのビタミンAはうなぎ、あゆ、レバー、ホタルイカなどです。

適度な摂取にとどめましょう。


→ ベータカロチンには、そのような毒性はありません。


よって緑黄色野菜を日々摂取することが必要です。

ビタミンAのベータカロチンは、妊婦さんにとって必須の栄養素ですよ。

ぜひそれは御認識ください。


■ビタミンAの摂取量


妊娠中の必要量は1日2000 IU(600μg)で、上限は1日 5000 IU(1500μg)です。


■サプリを摂取する際の注意点


サプリメントで補う必要性はほぼないです。

ただ、ベータカロチンは必須栄養素ですので、ビタミンAのカロチンの含有量をしっかりとみましょう。

そういうことがきちんと明記されているサプリを摂取してください。

巷のマルチビタミンのビタミンAは、過剰摂取で問題のレチノールである可能性が高いです。要注意ですよ。


私が妊婦さんにお勧めしているディリーバイオの場合 ですが、

 ビタミンA2500IU カロチン5000IU ですので、安心ですよ。

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