成長速度を速くするためには、大きな目標に通じる小さな目標を細かく刻み、

そこに向けて全力を尽くすことである。

つまり、長距離を走るために、遠く先のゴール地点をイメージするのではなく、

イメージしやすいゴールへの短距離走を積み重ねて、最終ゴールに近づくのである。


なぜなら、短距離走することにより、3つの効用が生まれるからだ。


①達成感

 大きな目標だけだと1回しか達成感を感じないが、

 小さな目標に細切れにすると、その分だけ達成感を感じる回数が増える。

 達成感を感じることで、ドーパミンが分泌され、脳の活性化や次へのモチベーションになり、

 脳の成長や目標達成へのやる気が高まる。

 それゆえ、小さいな目標の方が成長速度が高まる。


②没入感

 大きな遠い目標より、小さな目標に向けて物事に取り組んだ方が、

 没頭した感覚になりやすい。

大きな目標のみで進めた際には間延びしてダラダラしてしまいがちだが、 

まずは小さな目標に集中することで、没入感が生まれ、

 集中して物事に取り組むことができるようになる。


そうなれば、一つのことをより短い時間ですることができ、

 同じ時間でも質を濃くすることができる。

 すなわち、成長も速くなる。


 また、没入感を感じることが、時間が充実したと感じることにつながり、

 それが精神的な充足を生む。


③修正サイクル

 人は自分の行動から学び、学びを実際に次に活かし、

 自分の行動を修正し、精度を上げていくことで、 成長していくことができる。

 目標をは、目標を達成できた(できなかった)のは何故か、

 そこから何を学べ、次に何を活かせるか、と振り返り、

 自分の行動から学習する機会を持つためのベンチマークにすることができるので、

 目標を細かく持てば、それだけ自分の行動を振り返り学習しやすくなる。

 それゆえ、小さな目標の方が成長が速くなる。


したがって、短距離走を繰り返すことで、成長速度を高めることができるのだ。

 

 

 

 

小児科医吉岡さんは言う。

『人は大切にされるだけで、
「どんな障害があっても、価値がある」って
思うわけじゃないですか。』


人を大切にすること。

それはビジネスにおいても重要だ。

それは2つの視点からいえる。


一つ目は、正に「ビジネス」としてだ。

それは、損得の面において、相手を大切にすることが大切だということだ。

なぜなら、ビジネスをする上で、自分たちの利益ばかり追求していては、

その時は良くとも、周りから自分たちとビジネスをしても得をすると思ってもらえなくなる。、

それゆえ、継続的な利益獲得のためには、自分だけでなく、相手も利益を得るような形にしなければならない。


二つ目は、人としてだ。

仕事をする上で、多くの人にはプライドがある。

つまり、仕事の中で、自分の存在価値や自分がその仕事に絡んでいることの意義を

感じたいし、周りに示したいと思うものだ。

それゆえ、その人と仕事をうまくやっていきたいのであれば、

その人のやっていることを蔑ろにせず、

その人やその人の仕事の価値を認める姿勢を見せるべきだ。


したがって、ビジネスにおいても、

「人を大切にする」ということは重要なのだ。

組織は、その生産性を高めるためには、文句や愚痴を言う人がいない、

前向きで明るい組織であるべきだ。


その理由は、下記の二つである。


① 組織の雰囲気が前向きで明るくあるためには、

  個人個人が前向きで明るくいる必要がある。

  明るく前向きに取り組んでいると、

  思考、創造、感情、記憶を司る前頭葉やドーパミンA10神経系が活性化し、

  脳の働きが良くなり、個人レベルでの生産性が高まる。

  それゆえ、明るく前向きな組織は生産性が高くなるといえる。


②文句や愚痴る人がいない組織は、その組織に属している人たちにしてみれば、

 居心地が良い可能性が高く、その組織が好きである可能性が高い。

 人は好きになることでドーパミンA10神経が活性化させることができる。

 そのため、所属している組織の雰囲気がよく、組織が好きであれば、

 ドーパミンA10神経系が活性化し、生産性が高まる。

 それゆえ、前向きで明るい、所属人から好かれるような組織は生産性が高くなる


したがって、組織は前向きで明るい組織であるべきだ。


そのためには、例えば、愚痴や文句、否定的な言葉を禁止し、

常に前向きに明るく取り組むことが挙げられる。


まずは形からでもいいので、明るく前向きな組織にしていくべきなのだ。