今さらだが、Softbank×Smapの新たなキャンペーン。
うまくいくかどうか、興味がある。
なぜなら、今までの「白戸家」キャンペーンは、
視聴者に「新規性×親近性」を与える上で、
非常に有効であり、それがCMの好意度に貢献していたと考えているが、
Softbank×Smapにすることで、その「新規性×親近性」が損なわれるからだ。
なぜ、「新規性×親近性」が重要かというと、
新規性:新鮮さ、飽きを防ぐ
親近性:親しみやすさ
という効果があり、CM好意度を高める上で重要な要素だからだ。
もっといえば、新規な刺激、親近性の高い刺激は、
いずれも人間が、生きていく上で求めている刺激であるため、
新規性と親近性を持つCMは本能的に好まれやすいのだ。
それゆえ、「白戸家」という家族を舞台にしたCMは、
シリーズ化することで、「白戸家」のメンバーに対する親近性と、
新しいストーリーの新規性の刺激を視聴者に与えることで、
好意度を高めていたと考えられるのだ。
しかも、白戸家のメンバーは、シリーズCMを作りやすいメンバーであった。
すなわち、スケジュールの過密度や出演料という点で、
何本もCMを作ることができる人選であったのだ。
それが、スケジュール的にも出演料的にも厳しくなるSMAPが起用されることで、
いままでのように何本もCMを作ることが、恐らくできなくなる。
そうすると、新規性の効果が薄れ、同じCMを何回も見ることになり、
CMに対し飽きが出てくると推測できる。
つまり、好意度が下がってくる可能性がある。
もちろん、SMAPの人気とインパクトによる効果は甚大だと思うが、
インパクトが大きいだけに飽きやすいとも考えられる。
それゆえ、新しい刺激を求める人間の本能が、
同じCMの繰り返しに耐えられるかどうか、興味深いのである。