ボードゲームクラブ活動報告です。
今回はこれ、「お邪魔者」をプレイしました。
穴を掘り進みながら通路つくる真面目な金鉱掘りと、それを阻止して、金塊を手に入れようとするお邪魔者が、金塊をめぐって競い合うボードゲームです。
赤い文字で"Saboteur"と書いてある方がお邪魔者です。
(何人かが、表情だけで金鉱掘りをお邪魔者と勘違いしていました
確かに、よく見たら両者ともそんなに人相良くないような…)
【ゲームの流れ】
①まず、スタートのハシゴカードとゴールカード3枚(金塊1枚・石ころ2枚)を設置し、その間にカード7枚分のスペースを空けておきます。
②各自役割カードが配られ、金塊到達を目指して道を作る金鉱掘りチーム、それを阻止するお邪魔者チームに分かれます。
③手番にやることは以下の2つです。
・手持ちの通路カードかアクションカードを出す。
置き方にもルールがあります。
少々見づらいかもしれませんが、参考に動画をアップしておきます。
・パスする。※山札から1枚補充するルールもあるようです。
④誰が味方で誰か敵かを見極めて、自分の役割を遂行していきます。
お邪魔者は、アクションカード(落石・道具破壊などの破壊カード)で道を封じていきます。
それに対して、金鉱掘りは修復のアクションカードを出して阻止します。
最初にあからさまな妨害行為をすると、すぐにお邪魔者だとバレてしまいます。
バレないうちは微妙なところをスレスレに狙いながら行動して、バレたら一気に畳みかけるという、戦略を使う人が多いみたいです。
※クラブで使用しているルールブックによると、3ラウンドプレイで、1ラウンドが終了すると勝利したチームに金塊の分配が行われるため、2ラウンド目以降からは誰が「金塊堀り」で、誰が「お邪魔者」かはっきりします。
⑤お邪魔者を抑えて金塊カードに到達できたら、まじめな金鉱掘りチームの勝利です。
逆に、金鉱掘りチームの行く手を阻み、全員の山札や手札を使い切ると、お邪魔ものチームの勝利です。
★「お邪魔者」には、ゲームの流れをさらに面白くする特殊カードがあります。
地図カード
使用すると、3枚のゴールカードの中から1枚だけ見ることができる。
※他の人に見せることはできないが、カードの内容を他のプレイヤーに教えることはできるというルールもあるようです。
カードを見たお邪魔者は嘘の情報を流すという手もあります。
★プレイしてみた感想★
今回、最大プレイ人数(ペア組を含めて10名)でプレイした為、お邪魔者が多いほど、金鉱掘りチームが苦戦していました
が、少人数でプレイするとまったく面白さが実感できないそうなので、最低でも5人以上からのプレイをお勧めします。
金鉱掘りとお邪魔者の人数がある程度揃うからこそ、攻防戦にスリルがあって楽しいので、この点は人狼ゲームと似たところがあります。
単純に競い合うのも面白いですが、相手の心理を推理しながら会話したりするなどのコミュニケーションツールとしての魅力もあります