久々のボドゲクラブ活動報告です
ボドゲクラブについて、複数のお問合せやご入会があり、やむなく募集を一旦完全に停止することにしました。
また募集を再開する時はブログで告知致します。
おかげ様でクラブメンバーも増えたので、大人数でないとできないゲームもプレイできるようになりました
特に、前回プレイした人狼は、少人数だと本当に盛り上がらなかった…
今回も初心者の人が多かったので、もっと深く楽しむために、ガイドの資料を色々用意して人狼ゲームに再挑戦しました。
※人狼の後も他のゲームをプレイしましたが、また別でご紹介します。
人狼カードは、「市民チーム」と「人狼チーム」に分かれ、昼のターンと夜のターンを繰り返してゲームが進行します。
昼のターンでは人間になりすましている人狼を皆で議論して討伐、夜のターンでは人狼が毎回人間を1名ずつ襲います。
前回も軽く説明しましたが、これが全体の大きな流れです。
まず、役割の配分はこんな感じ。写真を撮る暇がなかったので今回はイラスト※でご案内します。
※イラストは当塾オリジナルであり、著作権は放棄していません。無断での加工・配布・転載・販売は出来ません。
【市民チーム 計8名】
★市民4名
能力なし・推理して人狼を討伐する
お互いを知らない
★預言者(占い師)1名
夜のターンで誰か1名を指定
人狼か市民側かを知ることができる
★霊媒師1名
昼のターンに討伐された人が人狼か市民側かを知ることができる
★ボディーガード1名
夜のターンで、誰か1名だけを人狼から守ることができる
★裏切者1名
市民側にカウントされるが、人狼に加担
人狼側が勝利すると、裏切者も勝利
【人狼チーム 計2名】
★人狼2名
市民になりすました狼。夜のターンで市民を一人襲う。
人狼同士はお互いを知っている。
市民の数が人狼と同数になったら人狼の勝ち
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で、実際のプレイの流れに入ります。
注)実際と多少違うかもしれませんが、進行に徹していたので逐一細かく記録していません。あくまで参考程度で。
まず最初のターンで、いきなり市民が議論の末に討伐されてしまいました
そして、次から次へと市民側が討伐&襲われていき……
ついにボディガードが……
前日ボディガードは市民をちゃんと守ろうとしたんですけどね
そんなことは露知らずの市民たちからは人狼と疑われて討伐されちゃいました……
無念なり……
注)実際のボディガードだったのは小学生女子で、こんなオッサンではありません(笑)。
ちなみに今回、討伐されてしまった人には、遺言(「チクショ~」とかでもOK)を残してもらいました。
そうして、半数近い人員を失った挙句、大事なボディガードまでやっつけちゃうなんて、市民側かなりピンチ!な状況の中、ついに真の人狼が1名討伐されます。
そこからは、あれよあれよという間にゲームが進行していき、
なんと 市民側が勝利
しました!!
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プレイ後の感想としては、今回は議論しやすいようにできるだけ工夫をしたのと経験者も多かったので、「フェイントをかける」「身の潔白を訴える」など、前回よりは皆さん、ワザを使いこなせるようになったのではないかな~と思いました。
ガイドの方もまだまだ改善の余地はありそうですが、また新鮮な気持ちでプレイできる頃合いになるまで、人狼カードは眠らせるつもりです。
人狼ゲームを続けてプレイしてみて一番強く感じたことですが、市民って基本的に嘘をついてもメリットがないし、何の能力も持たなくて損な役割に思えるけれど、反面真正直に、どうやったら信用してもらえるかを一生懸命まっすぐに考えるのって、人間の本質に反していないって気がします。
じゃあ、嘘ばっかりついてる人狼は悪いだけの奴じゃんって考えがちですが、物語を盛り上げる為には悪役(ヒール)が必要なように、人狼もまさしくその役割を担っているわけで、だからこそ市民同士の「信頼」が試されるのかな~と考えてみたりしました。
そして、誰しも状況が変われば役割も変わり、その時その時の立場によっては人狼的な部分を現わす場面もあるのでは……と思います。
と、なんで急にこんな真面目な話になったかというと、ちょうど最近塾内で「信頼」と「裏切り」に関する、とても考えさせられる相談を受けたせいもあります。
それがきっかけで、パズルのピースが繋がっていくように、今まで見えていなかった人間関係の裏が見えてきました。
※詳細は生徒の個人情報に関わることなのでここでは書けません。ごめんなさい。
ある人が別の場面では孤独な”被害者”になったり、また同時に別の場面では自分本位に他人を裏切って傷つける”加害者”になる……。
かと思えば、意図する・しないは別として、誰かの助け(もしくは成長の糧)となる”救済者”になり得ることもある。
もちろん、”被害者””加害者”っていう位置づけは、単なる主観(思い込み)に過ぎない場合も多いでしょう。
でもまあ、生きていればこういう状況になることっていっぱいあると思います。
特に目新しいことでもないかもしれないですが、人狼ゲームをプレイしている時期にこういうことが続けて起こったせいで、ちょっと立ち止まって考え込んでみたくなりました。
これをいわゆる、”シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)”っていうんでしょうね
「信頼」と「裏切り」というテーマについては、少々思うところもあるので、また機会を見て書いてみるつもりです。
特に、人間関係に悩む年頃の生徒には一番読んでもらいたいなぁと思います。
それにしても、なんとタイムリーな人狼カード。
たかがゲーム、されどゲーム。決して侮るなかれ