不登校・ひきこもり経験者の早期回復、自立支援 - カナダ留学の"サンシャインプロジェクト" スタッフからの手紙 -37ページ目

不登校・ひきこもり経験者の早期回復、自立支援 - カナダ留学の"サンシャインプロジェクト" スタッフからの手紙

自然あふれるカナダを舞台に、不登校・ひきこもり経験者の回復、自立支援に向け立ち上がった"サンシャインプロジェクト"。これまで多くの参加者が自分の才能を発見し、進学・就職と次の道へ進んでいます。プロジェクトへの思い、現地レポート、体験談等をお伝えします

カナダ留学当初、私がなりたかった職業は正義の味方です。きっと、それは自分が誰かに助けてほしかった気持ちの現われだと思うのですが、当時の私は婦人警官を目指していました。私が通っていたカレッジには、カナダで婦人警官になるためのプログラムがあったので、それを受講しました。

私が一番びっくりしたのは、なんと、大人がたくさん授業を受けていることでした。クラスの半分以上は、30歳以上。時には子供を連れて授業を受けに来たり、休み時間に仕事に戻る人がいたり、妊娠中の人もいたり。あ、そういえば、おじいちゃんもいましたね。

カナダでは、年齢は本当に関係ありません。年齢、職業、性別、国籍、身体障害に関わらず、一人ひとりが自分のやりたい勉強を自分の生活に合わせて勉強することができます。

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カナダに到着して、まずはホームステイ。当時入学したカレッジには、語学のクラスは1つしかなくて、英語ができる人もできない人も一緒に勉強しました。私はもちろん全然英語はできませんでしたから、きっとビリだったと思います。私のカナダ留学は、そんなスタートでした。

性格的に、ビリから始める勉強は意外に合っていたように思います。変なプレッシャーもないですし、カナダの先生は自分の長所を見てくれるのがわかりましたし。とても褒め上手で、嫌味を言ったり、意地悪された記憶は全くありません。

英語の成績がなかなか上がらなくて苦戦しましたが、一生懸命頑張って、追試を受けながら、何とか普通のカナダ人の学生が取るクラスの受講ができるようになりました。

ここまで来るのに約半年。1992年2月のことです。

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笑う事が大好きな私から、笑顔がなくなってしまって、見るに見かねた母が、一度日本の外に出てきなさいと留学を提案してきました。

私も、外国にはすごく興味があったし、小さい頃学んでいた英会話の教室がとても楽しかったのを覚えていました。受験英語がどうしても好きになれなかったのも、その幼少期のときに英語を言葉として使っていたのが本当に楽しかったので、自分で受験英語にどうしても納得できなかったんだと思います。

担任の先生に留学のことを相談したとき、先生が発した言葉を今でも覚えています。

「あなたみたいに英語ができない人がカナダなんかにいってどうするんですか? 入れてくれる大学なんてありませんよ。数学ができるんだから、日本の大学で、コンピューターでもやった方がよっぽど良いです。」と。

なんか、頭ごなしに言われて、私の意見なんていうのも聞いてくれなくて。その瞬間、自分に価値がないんじゃないかと思ったくらいです。

ずいぶん酷なことを言う先生で、そうです、この人です。いつも、いつも、私に嫌味を言い続けてくれた先生は。

ショボンとしていました。でも、母はサポートしてくれていて、あなたなら大丈夫と言ってくれました。

そんなときに、偶然(これも運命的なものだと思うのですが)、道で小さい頃通っていた英会話教室の先生に会いました。

留学したいと一言告げると、その先生は大賛成してくれたんです。美和ちゃんなら大丈夫よって。高校の成績がどうのなんて一言も言わないで、両手で自分のことを受け入れてくれたのを覚えています。そのときは、誰にも何も相談できなくて、というか、自分でもどうしてそうなっちゃったか訳がわかんなくなっていたときだったので、また自分のことを信じてくれた人に会えたことがとても新鮮でした。

大人が発する言葉というのは、本当に良くも悪くも影響するもんだな、と思います。それからは、その先生が留学準備をしてくださって、とんとん拍子に出発となりました。先生も一緒にカナダについて来てくださって、今でも本当に感謝しています。

カナダに到着したのは、1991年8月11日。高校卒業後の19歳。

その日から、私のカナダでの心の旅が始まりました。


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