結城さんぽ | sunshineのブログ

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結城へ行ってきました。

結城の紬の館にお邪魔しました。

 

 

 

 

たまたま、絣くくりの職人さんとか

座り織機の織子さん(いざりおりは差別用語なので使わない方向らしいです)

こちらの問屋「奥順」の若奥様など

プロ中のプロがいらっしゃって、本当に勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でもいざり織機と座り織機、また機械で織られた結城織物の違いはとても勉強になりました。

紡いだ跡があるのが手紡ぎだと思っていましたが

本当のプロは

機械で織られたような仕上がりを目指して

途中バグが入れば、微妙に調整して織り上げていくのだそう

それでも仕方なく入り込む小さなバグが

本当の結城の味わいだそうです。

機械で織ったのは、その微妙な調整ができないので

大きなバグとなって反物がぼこぼこしてくるのだそう。

機械の方がバグがあるのが

自然の糸のなせる技

そこを人の手で美しく仕上げる

ため息の出る手仕事です。

ユネスコの無形文化遺産になるのも納得です。

 

実は座り織り(いざり)をされているところを

写真で撮影したのですが

個人使用のみ可でしたので、ここでは載せられません。

 

越後上布も行ったことがありますが

本当に

大変な仕事です。

 

200亀甲なら一反織るのに一年はゆうにかかるそう。

 

 

 

これがいざり織り

最高級品の証

 

これが本物のマークです

 

若女将がおっしゃったのが

今は結城の糸に撚りをかけて織った反物で

単衣を着るのがおすすめの季節のようです。

この技術も一時廃れたようですが

今は復活しているそうです。

お召しのようでお召しではない結城の単衣

良いですね。

 

一枚も結城持ってないので

いつかは欲しいなあ。

 

 

甘味処にも寄ってみました

 

 

あんこはこちらのお店で作ったのでしょうね

ちゃんとつぶつぶしてました。

 

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文化財の中にあるパン屋さん

おいしかったです。

 

夫は、普段は興味なさそうですが

この結城は、家康の次男の結城家康の里なので

ちょっと嬉しそうにみていました。