春爛漫、鏑木清方展に行ってきました。
着物ラバー👘にとっては、ため息ものの展覧会でした。
着こなし、色合わせ、仕草、どれをとっても参考になります。
まずは
上唇が赤、下唇が緑の美人画⁉️え?緑色の口紅の女性。
かつて玉虫紅と呼ばれていた高価な紅で、
その名の通り角度によって多彩な色に変わって見える紅をさしている女性がいました。
なんとその女性の帯は、地色が赤で緑の葉が描かれていて、
口紅と同じ色合いなのです。うーん唸るほどおしゃれ!
他の美人画も
口紅は淡い色から濃い色まで使い分けられ、
その中にチラと見えるお歯黒が全体を引き締めていたりと憎いばかりの演出💄
会場は撮影禁止なので、心の中に記憶するしかなかったのが残念です。
ホームページから拝借した写真から
まずは
「築地明石町」の女性は、
下側には盛りを過ぎた朝顔が描かれています。シーズン的には晩夏を表しているのでしょうが、
しかし、この女性は江戸小紋の単衣に羽織を着て、寒いのか腕を組んでいます。
この装いは昨今では10月末くらいの早朝のいでたちです。
これを描かれたのが、今より涼しい時代だったのか、
それとも江戸時代に流行った朝顔の交配で、この朝顔は夏咲きでなないのかもしれません。
(実際、12月まで道端で咲いている朝顔見たことあります)
とてもミステリアスで色々な意味が隠れている絵です。
また、羽織の裏、鼻緒、口紅と品の良い赤の使い方。勉強になります。
同じシリーズで
この女性。
髪に刺しているのは、薔薇でしょうか?
葉の形状から椿では無さそうです。
明治5年に薔薇を頭に刺すとは、彼女の素性が気になります。
他の絵では
樋口一葉の墓の前に現れた女性。
墓の下には枯れ草がおち、椿が一輪。
一方女性は、トンボ柄の羽織に水仙を持っている。
トンボは夏。赤とんぼなので秋でしょうか。
そうか、水仙は造花。
これは、樋口一葉のたけくらべに出てくる美登利なのでしょう。
鏑木清方の美人画は
全体的に赤をうまく配した着物の着こなしが
なんともおしゃれな展覧会
明治以降の美人画なので色合いも美しく残っているし、
最高です。
今度のお稽古には赤の帯締めしていこうと思ってしまいました。
ところで
友人4人と着物で細雪気分で行こうと言っていたのに、2人は着物で後の2人は服となりました。
私?着物で行きました。
着物の方多かったです。



