渡辺省亭。嘉永4年江戸生まれ、小さい頃から絵が好きで色々なものに書いていたらしいです。
16歳で菊池容斎に弟子入り。
明治8年に起立工商会社に入社し輸出用工芸図案を担当。
明治11年にパリ万博に出品。
日本画家として初めて渡仏し、1年後帰国し内外の展覧会などに花鳥画を中心に出品。
欧米では高い人気と評価だったが、
日本の美術団体と距離をおき、弟子も取らず、注文に応じて旺盛な作家活動をし、68歳で没。
ということなのですが
本当にこれほど優れた画家が、忘れられていたことが信じられないのです。
「牡丹に蝶の図」
今を盛りにただ美しいだけの花びらではなく、
牡丹には退色した箇所も描かれています。
向こうに見える牡丹の花びらは地面に落ち
蝶が蜜を吸っている牡丹もラストノートと行った感じですが
全体的には穏やかな春の日を彷彿させるそんな絵です。
「春野鳩之図」(加島美術)
鳩も草花も全てが写実的に計算し尽くされた構図の中に収まっていて
はあ。お金あったら買いたいです。加島美術さん。
もふもふがモフモフなんです。
もう本当に好きです。
渡辺省亭が下絵を書き、七宝作家の濤川惣助が作った壺
(残念ながら写真がありません)
迎賓館赤坂離宮にある七宝額
四季折々の花や鳥を描いた七宝焼
木曽産のシオジ材の板壁には、四季折々の花や鳥を描いた楕円形の七宝焼の額が30枚飾られています。この七宝焼は、明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才といわれた涛川惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたものです。日本画特有の濃淡やぼかしの表現技法が見事に再現されており、七宝の最高傑作と謳われています。
(迎賓館のHPより拝借)
これから絶対マークの画家です。
日本での人気より海外での人気が高かったので
収蔵品の多くは海外の美術館などのものでした。
その結果、戦火を免れたのかもしれません。
今こうして素敵な作品に出会えることに感謝です。



