フェルメール展
現存する35展のフェルメール絵画のうち9点が
上野の森美術館に集結しています
故郷デルフトで宿屋をしながら15人もの子供を育てながら絵を書いていたそうですね
確か風景画はたったの2点
ほとんどが室内を描いたもの
フェルメールの絵画って
写真家が写す作品のように
今の一瞬を切り取った感じがします
今回来日したのは
上野に来日している作品は
1 リュートを調弦する女
2 真珠の首飾りの女
3 牛乳を注ぐ女
4 マルタとマリアの家のキリスト
5 手紙を書く婦人と召使い
6 手紙を書く女
7 赤い帽子の娘
8 取り持ち女
9 ワイングラス
今回の作品のなかで一押しはパンフレットにもなっている
3の牛乳を注ぐ女なのでしょう
働く女の絵は17世紀オランダで産まれたテーマだったそうですが
同時代の他の画家たちの絵は物が溢れ冗漫なのに対して
フェルメールは、すっきりとした空間
労働者の視線が作家でなく仕事に向いていることが
優れた一瞬を切り取ったかのような印象に映るのだと思います
それが、わたし的フェルメールの特徴です
一瞬ふっと振り向いた女性
一心不乱に手紙を書く女性
白ワインを飲む女と男性
真珠の首飾りを顔に近ずけ微笑む女性
全て一瞬を切り取り
その絵画の前後にストーリーがあります
いくらでも独自の物語を作れるところがフェルメールの魅力なのかもしれません
もちろん、ラピスラズリを使っているから退色していないフェルメールブルーも魅力です
実を言えば
先月スペイン旅行で
同じくオランダが産んだスーパースターのベラスケスをはじめ
絢爛豪華な絵画を見すぎたのか
フェルメールの作品が
少々地味な印象を得ました。
それが、1675年43歳でフェルメールが亡くなった後、
1860年にトレビュルガーの著作によって知られるようになるまでの
約200年間ものあいだ忘れられた作家になっていた一因かもしれません。
そうそう
フェルメール以外にも素敵な絵画が来日していました
バブリエル・メツー
手紙を読む女
ヘラルド・ダウ
本を読む女
この女の人
老眼じゃなくて、近眼なんだとか
変なとこが気になりました
フェルメール以外も楽しめます





