コレクション展 鏡の魔力(村上コレクションの古鏡)
と
若き日の雪舟(初公開の「芦葉達磨図」と拙宗の水墨画)という二本立ての展覧会です。
鏡に関しては、美術館に入った時に、運良く特別催事「鏡を持ってみよう」があり
実際の鏡を手に取ることができました。
古鏡なんてもったことがありませんし、貴重な機会に遭遇できて幸せです。
係員さんの指示で貴金属は全て外し、手袋をしてしっかり拝見いたしました。
青銅って重いのですね。しかも、綺麗に磨かれていて、しっかりと顔が写りました。
古の人たちにとってはさぞや神聖なものだったのでしょう。
そういえば、欧米の人は鏡はそのままに飾ってますが
母たちは鏡台に覆いをかけていました。
意味があるのでしょう。
雪舟について
現存する作品のほとんどが国宝や重要文化財に指定されている室町時代を代表する画僧で雪舟等楊(せっしゅうとうよう)は、30代後半までは拙宗等揚(せっしゅうとうよう)と名乗っていました。
その拙宗時代の作品で、長らく所在不明となっていた「芦葉達磨図」が米国で発見され、日本での修復を終えました。
「芦葉達磨図」を初公開するとともに、雪舟時代の作品も加え、「若き日の雪舟」をクローズアップしています。
展示室2だけを使って数点ほどしか展示されていませんが、拙宗等揚が雪舟等楊になる過程が飾られていて、一目で雪舟の成長の過程が見られます。
雪舟も最初から雪舟ではなかったことがよくわかります。

芦葉達磨図 拙宗等揚筆
初公開。一本の芦に乗って長江を渡ったという達磨の奇跡を描く。拙宗が山口に下った1454年頃から、賛を書いた竺心慶仙の没する1462年の間に描かれたと考えられる重要な作品
この作品は京都の表具屋「墨申堂」で修復されたそうです。
どのように修復したのかを展示されていました。
裏打ちを外し、欠けたところを新しく補修し、消えた線を加える
(残念ながら写真に撮影は禁止でした)とても興味深いものでした。
京都国立博物館から重要文化財も出展されていました
山水図 拙宗等揚筆 山水図 拙宗等揚筆 龍崗真圭賛あと、展示室5では花と鳥の絵画の企画がなされていました。
そこで出展されていた「秋草図」銭維城筆があまりに素晴らしい着色だったので
夫と根津美術館のカフェでお茶をしたあと、二度見に行ったくらいです。
ですが、どこにも写真がありません。
ざっと、図録も見ましたがなかったのが残念です。
根津美術館のカフェから見た庭
かなりボウボウな気がするのは私だけ?
剪定しないのが流儀なのかな
