メガーヌにレーダー探知機を取り付けました。
前のクルマに付けていたものを移植です。
メガーヌは、キーを抜いてドアロックしてもインフォメーションディスプレイやインパネおよび12Vソケットの電源が通電されており、約11分後に切れるという、不思議な仕様です。
このため、レーダー探知機のための電源をどうやってとるのか、また、アースはどこから取れるのか、悩む悩む。
とりあえず先に、アースを探すことから始めました。
助手席の足元に首を突っ込んで、ボディと連結しているボルトがないか探したら、一発で見つかりました。
このボルトは硬すぎるし、下手に緩めて剛性が落ちると嫌なので、こことつながっているネジをマルチメーターで導通を測定しながら探してみました。
そしたら、なんとグローブボックスを固定しているネジがアースになっていたのでビックリ。
普通なら、ここはボディとつながっていないハズ。
ラッキー。 ここをアースにしよう。
さて次は電源をどこから取るか。
一番簡単なのはヒューズボックスから電源を取ること。
さっき言ったように、メガーヌは不思議な電源仕様なので、何とかエンジンオフですぐに切れる電源を見つけたい。
ナビやドライブレコーダーはエンジンオフで電源が切れるので、分線しようかとも思ったけど、ドライブレコーダーは5Vだし、ナビの配線は、しっかり接続されて最短距離で内装パネルに引き込まれている。
なので、分線はムリ。ならばヒューズボックスしかない。
ヒューズを一つ一つマルチメーターで測定したら、エンジンオフにしてもすべてのヒューズの電源が生きている。
これは困った。 エンジンオフで即切れる電源がない。
マニュアルを見ながら、何とかならないか考えたけど、ここは妥協することにしました。
結局、安全なディスプレイ/オーディオ(24番)のヒューズから電源を取ることにしました。
アースと電源が決まったら、次は設置場所の確定。
本体の設置場所を決めて、そこから電源まで配線の取り回しを行います。
本体は、ディスプレイの斜め後ろに設置することにしました。
ここが運転席から見やすく、ガラスにも反射し難く、全席から確認できます。
配線は、できるだけ見えないように、最短距離で内装の中に引っ張ります。
あとは、内装の隙間を通して、グローブボックス内のヒューズボックスへ。
最後に配線して、動作確認し、余った配線をまとめて完了。