健康であることはとても大事なことです。
でも、何が健康というものかを分かっている人は多くありません。
病気じゃないこと?
体が動くこと?
それぞれにそれぞれの健康があります。
僕はこう考えます。
人の事を考える余裕があること
人間は一人では生きられない
だからこそ、誰かに何かを与えてもらいながら生きる
その何かを与える余裕は心身が健康でないとできないこと。
誰かに頂いたものを自分の所で留めておけば肥満になるし
与えすぎては飢えてしまう。
だから丁度良く、人の事を考えるだけの余裕を残して満たされていることが健康だと思う。
食事をしても、運動をしても、相手と分かち合える余裕。
背骨の健康も動きを分かち合うことが大事。
隣接する骨に力をうまく伝えることができると、背骨は健康であると言える。
ひとつの骨に力がかかると動けなくなります。
何も病や不自由で健康を括らなくてもいいと思います。
数値やデータは健康管理には必要かもしれないけど
それに縛られることは健康とは言い難いと思う。
僕ら手技療法家は健康を気持ちよく考えることをしていきたい。
人に分かち合う余裕
それを健康の指標にしたら、世の中が健康になるかもよ。