体が痛くなって治療に来た方からよくある質問が
「先生、何か自分でできることはありませんか?」
何か自分で努力すれば早く治るなら
それは誰しも思う事ですよね?
治療に必要な努力はする努力としない努力
例えば、動くのも辛いくらいの腰痛なら
動く努力は逆効果です。
こういう時はしない努力が優先ですね。
安静に過ごす事
痛い姿勢や動作を避ける事
そう伝えると
「仕事があるから無理ですよ~」
なんて声が返ってきますね(笑)
じゃ、仕事をしながら何かをしない努力はできますか?
そう聞く事があります。
ひとつでもしない努力ができそうならば、まずはその努力からしましょうね。
それでは次はする努力
日常生活の生活習慣が体の調子を崩す原因になっていることはよくあります。
背骨の症状でもっとも多いのが睡眠不足。
ちゃんと寝ましょうね。
寝ることは食べる事よりも重要なこと。
寝ると言うのは背骨を休ませる唯一の時間でもあると言っても過言ではありません。
僕も人のことは言えないぐらい、遅い時間まで起きている事があります。
でも、寝れる日は20時くらいに寝ちゃいます(笑)
意識的に寝ることを積極的する事で背骨の休息時間を設けます。
こんな風に足りないものはする努力、過剰なものはしない努力
その両方が痛みを早く治すうえで必要な努力です。
僕は一方的なアドバイスをするのが嫌いなので
こうしろ、ああしろというアドバイスは一切しません。
不足か、過剰かを理解してもらうことができれば自分で判断してもらえますからね。
お客様が自分の体に気づく事が何よりも重要なんですよ。
医師のように入院させたり、コントロールが効く立場でない
私たち療術の者はお客様に本来の力を持たせることを大切にしていきたいと思います。