先週の火曜水曜と、オプジーボの点滴治療で入院して、木曜が公休日。
翌金曜日に出勤。組数が6組と言うこともあって、ゴルフ場の玄関で1人お客さまのお出迎えと検温をしてたの。
1時間くらい経った頃、動悸がして来た。着ていたポロシャツの上からもドキドキが分かるくらいの動悸。
心電図で引っ掛かったことも無く、心臓は強いと自負しているわたしを突然襲った動悸。
え?これは何?このドキドキは恋なのっ?
ふざけてる場合じゃない。冷静に状況を考えてみる。
①抗がん剤の影響
②コロナウイルスに罹患
オプジーボに血栓が出来ることがあるってあったけど、それが心臓にっ?
コロナの症状とは違うようだし……?
ドキドキは収まらない。足元はフラフラしてくる。
本能的に「何か飲まなきゃ」とマスター室の冷蔵庫に行って麦茶を取り出す。
それをマスター室の同僚きょうちゃんに見つかる。
「どうしたの?○○さん」
「なんか喉が渇いて」
あれ?声がうまく出ない。耳もトンネルに入った時みたいにモワーんとしてる。
あれ?あれ?あれ?どうしたの?わたし
「○○さん、休憩室行って横になって下さい!」
休憩室で横になっていると、きょうちゃんがDAKARAと梅干しを持って来てくれる。
「大丈夫ですか?」
「うーん何だろ?急に動悸がして足元がフラフラしてきたの」森進一を女にしたみたいな声。
その場で「DAKARA」を飲み梅干しを食べ横になっているとだいぶ楽になってきた。
その頃には軽い熱中症だと思うように。
病院に行って診断を受けていないので迂闊なことは言えないが、熱中症の症状で間違い無いだろう。
実はゴルフ場、熱中症と密接な関係が。
夏の炎天下で運動をし、それほど運動としてはハードで無いから汗をびっしょりかくわけでもない。
水分は取るけれど、大事な塩分を忘れ勝ちになる。
プレーに熱中して興奮、血圧の上がり下がりが顕著。
毎年何人かが熱中症でプレーを中断して、中には救急車で運ばれる方も。
具合が悪くなった方を、「涼しい所に運び」「衣類を緩めて」「氷で脇の下や太もも、首筋を冷やし」「取れるようなら水分と塩分(ポカリなど)を」
「意識が無かったり、受け応えがあやしい場合救急車を呼ぶ」
いつも夏になると確認するマニュアルを、自分自身で体験するとは。
早めに気付いたので大事には至らなかったけれど(症状が収まった時点で帰りました)熱中症はいきなり症状が現れて、自分で自分の体をコントロール出来なくなる。そこが怖い。
オプジーボの入院中、頭が痛くなったのと熱が一時上がったのも、今から考えると熱中症の始まりだったのかなと。
病室は涼しくてほとんど水分取らなかったし、ご飯も食欲無くて少ししか取らなかった。
次回からは補水液と、梅干しを持って行こう。
現在まだ本調子では無いけれど、スイカに塩かけて食べてます。
皆さまもくれぐれもお気をつけ下さい。
熱中症はいきなりやって来ます。