2017年の9月にスキルス胃がん手術をして、およそ2年後の去年7月に腹膜播種が認められ、サイラムザとパクリタキセルの抗がん剤治療を続けてきた。
治療を始めて前回の検査では、腫瘍の大きさに変化は無く、同じ薬での治療が続いていた。
今回、腫瘍が少し大きくなってることから、薬をオブジーボに変えて治療を続けることに。
主治医から結果を聞いて、癌というのは何度このやり取りを続けなくてはならないのかと、いつもポジティブな気持ちでいることの多いわたしだけれど、思ったりする。
それでも体力があり、仕事も続けているし、昨日はタイヤ交換のためホイール付きのタイヤをアパートの3階から(両手に持って)運んだり、替えたタイヤをまた3階に戻したり。
周りからは「無理しないで」と言われることもあるけれど、病気になってワガママになって、嫌なことはしないし、無理もしてないつもり。でも元気なの。何でだかはわからない。
少し落ちてるところに大好きなブロガーさんが亡くなったことを知る。都会で一人で仕事を続けながら、車椅子になっても週に一度都会のど真ん中まで通い、いつも前しか向いてなくて、優しくて賢くて尊敬に値する方だった。
いつか会えると思っていた。アメブロの中でもこの闘病ブログだと、リアルに近づいてはいけない気持ちがどこかにあったけど、会って話したいことがいっぱいあった。
知ったのが早朝だった。仕事に向かう車の中で、何故だか涙が溢れてきた。
早朝の空は鈍い曇り空。
ポツリと一粒
しなねーよ! 言われた気がした。