人としての進歩とは?と思うとき、

ややもすると

発明発見など科学技術の発展にしか目が行かない場合が多いようです。

こういう面で言うと、

確かに人類の進歩には近年めざましいものがあります。

私の子どもの頃にはライト兄弟の飛行機の発明など漫画などでよく読んだものです。

又、父の話などで

子どもの頃は戦争に二枚バネの戦闘機で戦争をしていた話なども

よく聞きました。

ところが、

今では人工衛星どころか夢の国の話だった”かぐや姫”のような「月の国」の物語が

現実に月旅行が可能になってきました。

それはそれは目覚ましいものです。

 所で、

確かに科学技術などはこのように目を見張るものがありますが、

人の内面を振り返って見ると

果たして人の進歩はそれほど進歩しているのでしょうか?

人には測る物差しとして

IQとEQが有ることはもはや誰でもごぞんじだと思います。

単なる知恵や知識は果てしなく広く深くなっていますが、

精神的進歩つまり、主に情動面をはかるのはEQ面に属するのでしょうか?

人の喜怒哀楽のなどを表すのでしょうか?

最悪の大量虐殺を国家の意思で実行する戦争は未だに世界中にはびこっています。

強盗・盗み・虐待・差別・ヘイト・婦女暴行など世界中で頻繁に見られます。

科学の進歩だけで手放しで喜べない現実です。

 

人類は本当に内面から進歩しているのでしょうか?

喜・怒・哀・楽のうち、「怒・哀」いわゆる怒りと悲しみが満ちあふれています。

これが今の私の考えてみたいテーマです。

これからの人類の進歩にとって切り離せないテーマではないでしょうか?