薩摩塚の華

真実の愛？
心の広い愛？
深い瞳のような愛？

内心は求めていても
現実の言動は
それを遠ざけている場合が
あります。

それは、
他方の愛が信じられない場合です。
深く思われているにもかかわらず
信じられない場合です。

それは
「坊主憎ければ袈裟まで憎し」と
いうような場合です。

過去に卑劣な裏切りに出会い、
異性にに出会えば、
誰にでも、
いつかは必ず裏切られるという先入観が
常に自分の内心に
どろどろと渦巻いている場合です。

それがトラウマになり、
心の愛と
肉体の愛が
分離してしまっている場合です。

元々これは男女間の愛という以前の
人としての信頼感を
信じられなくなってしまっていることが
根本にあるようです。

このようなケースの場合、
ちょっとした倦怠期が来た場合、
こんなことは
長い人生の中では
いくらでもあるのですが、
過去のトラウマから
相方の裏切りと勝手に即決し、
決別をあわてて
決断する場合があるようです。

おまけに
過去の男性（女性）への憎しみから
復讐心のおまけまでつけ
足蹴りにしていく場合があるから
慎重な見極めが極めて重要です。