よく見かけることに

結婚を目指しているのに

何度その機会が巡ってきても、

ちょっとの期間の巡りあいで

終わってしまう方々がいらっしゃるようです。


そのような方に特徴的なことは

出会う機会を作るのには長けていますが

その間のプロセスを

いかに人らしく埋め合わせていくかという

継続性の努力や 日常の一コマ一コマをつないでいく能力には 全くかけていらっしゃる方々が

結構多数いらっしゃるようです。


そういう場合の

当事者の人物像を分析しているとき

垣間見えるのは

人を自分の尺度で判断し

人には歩み寄る能力や

人には自分を変えていく能力を持っているということ、

また、

人を色眼鏡で見て


実在のありのままの人物像を

歪曲してみようとする場合が多いようです。


また、

第三者の意見を無批判に受け入れ

自分の目で観察し真のその人となりを

客観的に見る能力をお持ちでない場合が多いようです。


そういう場合は

仮に第三者の意見が正しくても

長期的には二人だけの長い道のりを

歩いていくとき、

新たな問題をその時々自分で解決し、

お互いが相協力し合って生きていくときは

その能力に欠きいずれ破たんしてしまうでしょう。


お互いのプロセスを作り上げていくという

最低の能力だけは

お互いに備えておかねばならないでしょう。


絵にかいたような人生が

一つだけあるのではないのが

夫婦の道のりといえる
でしょう。