記憶旅行 01 | 風丸の駄文

風丸の駄文

いろいろと駄文を重ねてます。
共感、反論あるかと思いますが、ご容赦ください。




なんてことはないんだけど、

過去の自分に思いをめぐらせてみる。

いい時もあれば、イヤな時もあったし、

いろんな過去が、不意に甦るって時があるから、

ちょっと書き残してみようかな………


ってことで、必ずしも時系列には行かないと思うけど、

割りと鮮明に覚えている記憶と、

その時々に感じた感覚を、

巧く表現できたら、と思う。


そして最初の一発目が、

ボクが生まれた時のこと。


信じてもらおうとは思わないけど、

ボクは母親から生まれた瞬間?

この世に生まれる時とその前の瞬間を、

少しだけ記憶している。

当然、目も見えないし、口もきけない。

ただ、あの瞬間ていうのかな?

最初、上も下も分からずただ、

暖かいぬるま湯の中に、頭から足まで全身が被われている感覚。

明るさもない所で、じっとしている自分がいたっていう感覚が記憶に残っている。

ぬるま湯の中に全身が被われている感覚っていうのは、多分、耳感覚で聞こえた音が水中で外の音が聞こえるのと同じ感覚だったからだと思う。

で、それまでがどうだったのかという記憶はないんだけど、次の瞬間、

口の中にぶわぁ~っと唾液が口内全体に広がって、

それまでにはそんなことが無かったんだろう、その不快感みたいな感覚のせいで、

「あ~~っ!!!」と声を上げて泣いた記憶がある。

恐らく、母親の胎内に圧縮されたように収まっていたボクが、外に出た瞬間に少し広がったというか、

ふとん圧縮袋からふとんを取り出した感じに似ていたんじゃないかと思う。

明るさも分からず、目も見えず、当然

上も下も、右も左も分からないどころか、

全てが分からない所へ出たものだから、

「なんだこりゃ~~~?」みたいな感じで泣いたんだと思う。

断片的、神秘性も信憑性もない

つまらない話しだけど、

確かに記憶にあって、記憶の周囲は記憶にない。

そこだけ覚えている感じ。

だから何?と言われても仕方ないけど、

ボクの一番古い記憶なんです。