
読書の秋
まさに今の季節にぴったりなのが
レイ・ブラッドベリの 『10月はたそがれの国 』
( 原題は The October Country )
ブラッドベリの初期の幻想と怪奇の短編集。
この中の「みずうみ」と「集会」が
萩尾望都先生の
「ブラッドベリSF傑作選 ウは宇宙船のウ」
の中に入っています。

「集会」は
闇の世界の住人たち
魔力を持った一族が
数十年に一度のハロウィンに
世界中から集まってきて
饗宴がひらかれる…というお話。
何だか「ポーの一族」の世界と似ていますね。
透明感、清澄さ、寂しさ、美しさ……。
そもそもレイ・ブラッドベリと
萩尾望都先生の一連の「ポーの一族」の
作品とは共通点が多いのです。
秋の夜長を楽しむにはおすすめですよ。

余談ですが、私がレイ・ブラッドベリの
短編の中で一番好きなのは
『とうに夜半を過ぎて』の中の
「ある恋の物語」です。
レトリックを駆使した奇妙な味の物語で
いつまでも余韻が残ります。
Melk HagelslagによるPixabayからの画像 (下)
※ 2022年の記事に、加筆修正して再投稿したものです。