この映画は2001年
中国の片田舎が舞台です。
主人公のジャー・シャオリンは
日頃から母親の期待に応えられない自分に
不甲斐なさを感じていました。
ある日、母親が不慮の事故に遭い
危篤状態となります。
病院で付き添っていたシャオリンは
突然、20年前の1981年の過去に
タイムスリップしてしまいます。
そこで彼女が出会ったのは
若き日の母親でした。
シャオリンは
未来から来た自分であることを隠しながら
母親の人生をより良いものにしようと
奮闘しますが….
1981年という時代。
中国の田舎は
日本よりも20年ほど遅れている
と言われています。
町の店でテレビが売り出されるという
情報が流れると
配給券をめぐり争奪戦になります。
日本の1980年には
テレビは一般家庭に普及していましたが
中国ではまだ珍しく
これから普及していく段階でした。
それでこの時代設定には
「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界のような
ノスタルジーを感じるんです。
若い女の子たちのしゃれっ気のない
素朴さもいい。
あともう一つの感動ポイント。
それは主演のジャー・リンの演技力です。
(本名と役名が一字違い)
もともとコメディ女優として
中国では人気のあった彼女。
レビューの中には
当時39歳の彼女が
高校生役を演じていることに対して
「無理がある」
「せっかくいい話なのに残念だ」
という声もあったんですが
私は違和感は感じなかったです。
これは彼女の物語だから。
彼女とお母さんの実話を元にした話だから
終盤で明かされる
タイムスリップによる秘密にも
説得力があるんです。
2022年の10月から12月
NHKラジオの中国語講座で
教材として取り上げられました。
再放送も二度あったので
人気の高さがうかがえます。
テキストは買っていたし
録りだめしたファイルも
ちゃんと残っていました。
映画を観てストーリーがわかったので
これからゆっくり
聞いていこうと思ってます。
中級編ですが、日常会話で短文なので
意外と、とっつきやすい…かな?
テキストは
全シナリオ載っているわけでは
ないですが
重要部分は網羅されています。
エンディングに流れる
優しいメロデイの主題歌
「萱草花(忘れ草の花)」
の中国語、日本語訳も載っていて
本当にお買い得でした。

