韓国ドラマ『ミセン』(2014)

BSjapanext での視聴終わりました。

 

いつかは見てみたいと思っていた

韓国のお仕事ドラマの傑作。

 

 

韓国では社会現象を起こし

商社マンのバイブルとまで言われたそうです。

10年たった今でも

全く古くなっていません。

 

 

社内政治びっくりマークパワハラびっくりマーク学歴重視びっくりマーク

 

猛烈サラリーマンの話だと思ってたけれど

喜怒哀楽の激しい韓国ドラマを

見慣れていたせいか

予想よりもマイルドに感じました。

 

 

監督はキャスティングする際に

「会社員に見える俳優を選んで」

と注文したそうです。

 

 

美男美女でそろえたわけではなく

等身大のリアルな商社マンたち。

普通の会社の雰囲気が良く出ています。

 

 

日本の「半沢直樹」のほうが

よっぽど芝居がかっていて

現実離れしている。

 

 

日の当たらない営業三課。

熱血漢の課長と人情派の代理

ひたむきなインターン社員。

チームの団結とお互いを思いやる気持ち。

これはまるで日本の昭和のドラマですね。

 

 

オフィスのインテリアも

日本とよく似ている。

給湯室でコーヒー作って雑談したり

情報交換したり……

韓国でも日本でも変わらないんだな~

親近感が持てます。

 

 

同期の優秀な新入社員たちも

先輩社員の意地悪には苦戦します。

特に女性は大変。

彼らは時に辞めようかと思いながらも

お互い助け合って頑張り成長していきます。

 

UnsplashAlex Azabache

 

商社マンは世界のどこへでも飛んで行きますが

ラスト30分でまさかの「ヨルダン」へと移動。

 

 

ここからテイストがガラリと変わって

冒険活劇、ファンタジーの世界になるのです。

 

 

神秘的な夜のペトラ遺跡。

約2千年前の西と東をつなぐ古代貿易の要の地。

ラストは商社マンの原点を大きなスケールで

ロマンチックに描いて見せてくれました。