「君の事以外は何も考えられない」
ずいぶん昔の曲ですが
CMソングとして覚えている人もいるのでは。
ちょうどサビの部分がCMに使われていました。
なんて初々しくて微笑ましい歌なんだろう。
少年のようなハスキーで甘い歌声もいいし。
Mr.Childrenとありました。
歌っているのはMr.Children。
大人になっても子どもの心を忘れないと
いうのが名前の由来なのかな。
どんな人たちなんだろうと思っていました。
情報はほとんどなかったし。
でもCMソングに選ばれたということは
そこそこ注目されてきている。
それからほどなくして
『同窓会』(1993)というドラマで
Mr.Childrenの名前を見つけました。
主題歌「CROSS ROAD」
「君の事~」1曲しか知らなかったので
期待して聴きました。
この曲、悪くない。アレンジもいいし。
この曲が流行ればいいな~。
皆に認められたらいい。
そして表舞台でMr.Childrenを見てみたいと思いました。
テレビドラマのタイアップ曲は話題になるので
週刊誌(週刊新潮か文春)で
今期ドラマの主題歌を採点するみたいな
企画が載っていました。
取り上げられたのは全部で8曲ぐらい。
音楽評論家4人が期待値を
◎〇△×で評価し、コメントも添えていましたが
「CROSS ROAD」の評価は散々でした。
よくて〇、あとは△か×。
「どこといって取り柄がない」
「パッとしない。つまらない」
とコメントも冷ややかなものでした。
この結果は本当に興味深い。
今だったら「ミスチルの原点」とか
「ミスチルが世に出たきっかけ」と言われているけれど
ブレイク前夜はこんなものなんでしょうね。
新人のポテンシャルを見極めるのって難しい。
2~3年後にはMr.Childrenは押しも押されもせぬ
バンドになっていました。
「CROSS ROAD」はすぐにヒットしたわけではなく
じわじわと人気が出たのです。
これはドラマ『同窓会』の影響も大きかったと思います。
CROSS ROAD
交差点、十字路、岐路、重大な決定を下すべき時
(croosroadsの形で使われるが同じ意味だと思う)
本当にこの曲が分岐点になった。
ミスチルの未来を暗示するようなタイトルを
よくつけたよねと思う。
私はと言えばミスチルへの興味は
このCROSS ROADがピークでした。
それ以降の曲は変わっていった…
メジャーになってもラブソングを歌い続ける。
メッセージソングは歌わないって言っていたのに。
それにあまりに売れすぎてしまうと
自分だけのお気に入りじゃなくなってしまう。
そんな心理ってあるでしょ。
そして分岐点と言えば『同窓会』というドラマも
エポックメイキングだった。
高校の同級生6~7人が27才になった時に
同窓会を開き旧交を温め合う話だったはずなのに
第1話の反響で
当初の予定と内容が大幅に変わってしまった。
こんな話じゃなかったよね。
主な登場人物だったはずなのに
いつのまにかフェイドアウトした人も。
J事務所のTOKIOから3人出ているんだけれど
ドラマの中での役柄とその後のあれこれを
思うと妙にかぶってしまって
考えさせられる。
その意味でも忘れがたいです。



