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『アイリス』(イギリス 2001)という映画を

ご存じでしょうか。

 

 

イギリスの国民的作家アイリス・マードックを

主人公として

夫ジョンが書いた回想録を基に作られた映画です。

 

 

私はこの映画の内容を初めて知った時

ショックを受けました。

 

 

一般的には40年以上にわたる夫婦の物語

老々介護についてのヒューマンドラマ

として紹介されることが多いのですが

 

 

“イギリスで最も素晴らしい女性”と讃えられ

数々の魅了する小説を生み出した

アイリスが認知症にかかったなんて

にわかには信じられませんでした。

 

 

 

アイリスは泳ぎたくなったら

裸で川に飛び込んでしまうような

天真爛漫でエキセントリックな女性です。

 

 

若き日のアイリス役を

『タイタニック』のヒロイン

ケイト・ウィンスレットが演じています。

 

 

老年役のジュディ・デンチの方が

実際のアイリスによく似ています。

 

 

 

彼女は恋多き女性で

夫のジョンに悪びれる様子もなく

男性遍歴を話します。

 

 

彼女の小説は

主にゴシック小説という枠組みの中で

様々な愛の形、多彩な愛の形を描いていて

 

 

多くの男性との付き合いは

創作のための糧だったの?と思えるほどです。

 

 

芸術家の妻と、その才能を敬愛して支える夫。

 

献身的に支える妻というのは

よくあるパターンですが

男女逆になるとなかなか理解されないようです。

 

 

日本ではアイリス・マードックの知名度が

いまいちなので映画レビューでも

わがままな女との意見が多いようで残念ですね。

 

 

 

アイリスは母校のオックスフォード大学で

講演をしますが

その時の名言をいくつか…

 

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  教育は幸せになるための手段です。

 

  精神の自由こそ何よりも大切な宝です。

 

  あくなき幸せの追求

  そのカギは

  イマジネーションの力です。