TMI too much information
どうでもいい情報ですが、ちょっと聞いてね。
私がこれまで好きだった香りです。
今使っている香り
ランヴァン
エクラ・ドゥ・アルページュ オードパルファン(2003)
フルーティー・フローラルタイプ
エレガントで上品、優しいふわっとした幸福感に
包まれる香りです。
ライラック色の丸いボトル、中央のレトロなデザインが
名香「アルページュ」の伝統を受け継いですてきです。
最初の香り
私が社会人になって最初に買ったのが
イヴ・サンローランの「イグレック」(1964)のオードトワレ。
イニシャルYのフランス語読みが「イグレック」です。
イヴ・サンローランが最初に世に出した香水で
縁起がいいと思いませんか!
その頃は「パリ」とか「オピウム」が主流でしたが
このオードトワレはお手頃価格で香りが好みだったんです。
フルーティーなフローラルブーケ
甘くて晴れやかだけど
颯爽としたフレッシュな女性の香り。
今では生産中止になって店頭には置いてないですが
口コミを見ると大人の香りって書いてあるのが多くて
(年配者の意味です)
私は20代でつけていたのにと複雑な気分です。
途中から香りが変わったのか、それとも
柑橘系やバニラの甘~い香りが20代の香りなのでしょうか。
あこがれの香り
これからつけたいと思っているのが
ゲランのロングセラー「夜間飛行」(1930)。
調香師が友人のサン・テグジュペリの小説から
ヒントを得て創ったというものです。
夜の空を飛び回るような気分にさせてくれる香りって
どんなものだろう。
若い時にミニボトルで試してみましたが
オリエンタルシプレ―の神秘的な香。
さすがに「渋すぎて、これは合わない」
と思ってあきらめましたが
先日、デパートのゲラン社のカウンターで
試香させてもらったら、これがけっこうしっくりくるのです。
次の香りは「夜間飛行」に決めました。
※番外編
ゲランの「ミツコ」(1919)
フルーティシプレ―タイプ
若いころはやはり最初にツンと来る香りが
苦手だったのですが、最近はなじんできました。
「夜間飛行」といい「ミツコ」といい
歴史の古いゲラン社は命名が個性的なものが多いですね。
新しい香りが次々に発表されても
私はレトロクラシックな香りが好きなんだと
再確認しました。